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失礼します。
貴サイトを拝見させていただきました。特に「人名言語変化対応表」は非常に見やすく、大変参考になりました。
拝読しました中で、1つ気になる事がありましたので、この場で申し上げます(既出であったら、この場でお詫びを申し上げます)。
「天皇制」という用語ですが、この語はロシア語の「Czarism」の訳語として日本共産党が用い始めた語で、「人民の敵」という意味合いが込められているため、存続に賛成の方が使うには相応しくないのでは、と感じました。
最も正式な(且つ旧い)用語では「国体」と称しましたが、こちらは皇国史観と表裏一体で、「天皇は神である」という意味合いが込められています。ただし、「実権の有無」は考慮されません(公式に使用されていた時代にも実権は殆ど有りませんでした…)。
次に、「皇室制度」ですが、こちらは、特別の観念を持たず、ただ「日本の元首は天皇である」とするだけです。政治的能力の有無、象徴=元首か等の諸問題は通例考慮されません。「神であるか否か」だとか、「現代社会に適した制度か否か」なども一切考慮されません。
要約すると、
国体:天照大神の血を享けた天皇は神であり、(神国である)日本の元首である。
皇室制度:天皇は日本の君主であり、元首(憲法では「象徴」)である。
天皇制:前時代的制度の遺物である天皇は、人民の敵であり、排除されるべきである。
というような違いがあります。
例えば、
①「神聖な天皇が日本に君臨する(実権なし)」
②「神聖な天皇が日本を統治する(実権あり)」
③「人間である天皇は国家の象徴である」
④「特権者である天皇は民主主義の敵である」
ならば、「国体」は①,②に、「皇室制度」は①,②,③全てに対応します。「天皇制」は④のみに対応します。
皇室を神聖視なさるなら、歴史ある「国体」が、別段神聖視せで存続を支持なさるなら、思想を持たない「皇室制度」の語が最も合うのではないかと思います。
長文失礼致しました。今後とも、お励み下さい。
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