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運動「する」「しない」二極化 全国体力テスト結果

 投稿者:CNN  投稿日:2009年 1月22日(木)05時19分9秒
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  運動「する」「しない」二極化 全国体力テスト結果
2009年1月22日 朝刊
 文部科学省は21日、全国の小学5年と中学2年を対象に初めて実施した「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」(全国体力テスト)の結果を発表した。8種目の数値を得点化した体力合計点(80点満点)の都道府県別の平均値は、中2女子の最高と最低の差が9・5点と最大だった。1週間の総運動時間が60分未満の割合も中2女子が31%と最高。運動をする子としない子、朝食を食べる子と食べない子の間で体力差が顕著に表れた。
 文科省は「国が目標とする運動能力より全般的に低い。運動になじみのない子が多いのも課題。地域や学校の対策が必要だ」としている。
 調査では昨年4−7月、握力や反復横跳びなど計8種目の実技と生活・運動習慣などを尋ねた。国公私立のほぼ7割に当たる約2万3000校が参加。体力合計点は各種目を1−10点で評価した。都道府県別の実施率は10%台から100%までばらついた。
 体力合計点の平均値(公立)は小5男子54・18、小5女子54・84、中2男子は41・50、中2女子48・38。小5の体力合計点は、最高の福井と最低の高知との点差が男子で6・2点、女子で6・8点。中2では男子は最高の千葉と最低の奈良で7・2点、女子は最高の千葉と最低の北海道で9・5点に差が広がった。
 朝食を毎日食べる子は、食べない子より中2男子2・9点、女子4・1点、小5男子3・6点、女子3・4点それぞれ高かった。小中とも運動部やスポーツクラブの加入率は男子で80%以上、女子で70%以上になると平均点が大幅に上昇した。
 1週間の総運動時間で60分未満の割合は、小5が男子11%、女子23%。中2は男子9%、女子31%で、運動をする子としない子の二極化傾向が出た。1日2時間以上の運動を週3回以上している子は、体力合計点が高かった。
 同省は毎年、抽出調査で同様の調査を行っており、1985年度が体力のピークとされる。今回のテストと実施方法が同じ4種目に着目すると、小5のソフトボール投げでは男子は85年度より4・6メートル、女子は2・8メートル短い。中2の持久走では男子30・1秒、女子26・0秒遅くなるなど、小5の反復横跳び以外は全種目で低下した。
 【全国体力テスト】 正式名称は「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」。小5と中2のすべての児童生徒を対象に実施。小学校は全体の71%約1万5600校の計約78万人、中学校は70%約7600校の計約77万人が受けた。実技は握力、上体起こし、長座体前屈、反復横跳び、50メートル走、立ち幅跳びのほか、小学生はソフトボール投げと20メートルシャトルラン、中学生はハンドボール投げとシャトルランか持久走(男子1500メートル、女子1000メートル)を選択。児童生徒の生活・運動習慣や学校への調査も行った。事業費は約1億9000万円。
 
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