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あなたは、この恐るべき事実を知っていますか?

 投稿者:小西誠  投稿日:2017年 7月30日(日)13時17分23秒
返信・引用 編集済
  あなたは、この恐るべき事実を知っていますか?――115枚の写真・図で見る自衛隊の先島ー南西諸島配備の実態!

●今、与那国島・石垣島・宮古島・沖縄本島・奄美大島・馬毛島、そして九州への自衛隊の新配備・新基地建設が、急ピッチで進んでいる。

●これは、自衛隊の「南西シフト」による「島嶼防衛戦」=「東シナ海戦争」への準備態勢であり、日米の中国脅威論に基づく対中抑止戦略の発動であり、新冷戦の始まりだ。

●この自衛隊の先島ー南西諸島配備により、アジア太平洋地域では恐るべき軍拡競争が始まろうとしている。――この始まろうとしている本当の「戦争の危機」を、「冷戦後の自衛隊のリストラ対策」と言って軽視する一部のジャーナリストやメディア関係者を厳しく批判しなければならない。

●2016年与那国駐屯地開設に続き、2017年には奄美駐屯地の工事が着工され、宮古島でも本年8月の駐屯地工事着工が報じられた。そして、石垣島では本年5月、駐屯地の建設予定地が発表された。

*今、先島諸島ー沖縄本島ー奄美ー九州の、この新基地に反対し平和を求める人々は、全国からの支援を求めている。この現地の実態を知っていただき、全国から力強い連帯・支援の声をあげよう!!

*A5判53頁、写真・図115枚で見る、自衛隊の南西シフトの実態
http://www.maroon.dti.ne.jp/shakai/media-nansei.pdf

http://bund.jp/modules/antenna001/index.php?page=clipping&clipping_id=73507

 
 

朝日新聞よ、どこへ行くのか?

 投稿者:小西誠  投稿日:2017年 3月 5日(日)17時47分28秒
返信・引用
  朝日新聞よ、どこへ行くのか?

自衛隊の先島ー南西諸島への新基地建設・増強が急ピッチで進行しているにも関わらず、朝日をはじめとするメディアは、その配備の事実さえ報じない。ーこれは明らかに、政府とメディアの報道統制が仕組まれている。

私は2/28の南西諸島の「自衛隊配備問題の政府交渉」の集会でも、この自衛隊配備問題が、メディアにおいて報道管制が敷かれているのではないか、という疑問を投げかけた。

だが、3/1から始まった朝日新聞夕刊のコラムの連載をみて、この報道管制は明らかであるという確信を得た。つまり、コラムは、この編集委員氏が、昨年12月、日本記者クラブ現地取材団(与那国島・石垣島取材の16人の記者の一人)として、朝日を代表して取材した結果の記事、全てなのである。

どういうことか? 朝日としては、自衛隊の南西配備問題は、今後も事実としても報じない、なぜなら、その報道は中国を刺激するからということだ(文化面でお茶を濁す)。

言い換えれば、菅官房長官ではないが、「自衛隊内では立場上、大々的に南西諸島配備は進めるが、政府・メディアとしては、『粛々』とした自衛隊の南西諸島への配備の進行を見守る」、つまり、分かりやすく言うと「安倍首相が8/15に靖国に行くのは中国を刺激するからまずいが、秋季例大祭に私人・安倍として行くのはいい」と。

この問題は、言い換えると「尖閣問題」よりもはるかに、現在進行中の自衛隊の南西諸島への配備が、中国を刺激するどころか、その最前線への配備・軍事力投入として、中国とのー触触発の事態さえ招きかねない、「東シナ海戦争」を誘発しかねないという、危機的事態を迎えているということだ。

要は、メディアは、この事態の進行をある意味では恐れ、政府の報道管制に協力しているということだ。しかし、この朝日新聞を始めとする報道の統制は、軍事情報の全てを統制して戦争に突入した、あのアジア太平洋戦争とまったく同様だ。メディアは、この愚かな行為を再び繰り返すのか?

このように、メディア全体の崩壊の中で、先島ー南西諸島への自衛隊配備の事実は、ほとんど覆い隠され、その事実さえも市民のほとんどは知らされていない。そうだとすると、私たちは、市民自らサイパーアクションなどをはじめ、現在、進行する自衛隊の南西諸島配備・増強とその危険な状況を、声を大にして全国の人々に訴えねばならない。先島諸島の人々の声を伝えなければならない。

*メディアはどのように「報道管制」「報道協定」を行うのか?

メディアの報道管制は、いつも報じられる、「メディアと首相の会食」だけではない。メディアと政府との間には、正式の協議機関が存在する。

提示する資料は、16年前に公安調査庁のキャリア官僚が暴露し私がまとめた『公安調査庁?文書集』という政府関係の非開示文書だ。

ここには、内閣情報調査室主催の、メディアとの「当面の内外情勢について」などの「研究会」と称する懇談会が、定期的に開催されていることが示されている。

明記されているとおり、参加するのはメディア各社のトップクラスである。ここで明らかなのは、政府とメディアとの間に、こういう定期協議の場が設けられ、メディア側も政府の意向を汲み取って報道しているということだ。

この場において、この自衛隊の南西配備問題などの「報道協定」がなされることは明らかだろう。

*『公安調査庁?文書集』(社会批評社)のメディアとの会合文書を公開する。最後の頁のほうに、メディアとの懇談会が示されている。(写真は、朝日新聞夕刊の3/1連載コラム)
http://www.maroon.dti.ne.jp/shakai/koanchosacyo.pdf

http://bund.jp/modules/antenna001/index.php?page=clipping&clipping_id=73507

 

*今、このクニには、新たなタブーが生じつつある。「自衛隊批判のタブー」がー。

 投稿者:小西誠  投稿日:2017年 2月24日(金)16時48分10秒
返信・引用
  社会批評社の小西です。

以下は、FacebookなどのSNSに投稿したものです。
自衛隊の先島諸島配備に関して、メディアのみならず、反戦団体などの沈黙が続く中で、警鐘を乱打したものです。長文ですが、ぜひ、お読み下さい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
*今、このクニには、新たなタブーが生じつつある。「自衛隊批判のタブー」がー。

*かつて、この国には「天皇批判のタブー」があった! だが今、天皇批判以上に凄まじいのは、「自衛隊批判」のタブーなのだ!

*率直に言って、この自衛隊批判のタブー化は、マスメディアだけではない。
これは、野党や左翼党派から、反戦・平和勢力、市民団体、そして知識人などにまで及んでいる。それも、天皇制タブーのように「暴力への恐怖」からではない。まさしく「自粛」そのものだ(あるいは、自衛隊の「現実的容認」が、その「全ての容認」へと行き着いている)。

与那国島・宮古島・石垣島・奄美大島の人々が、その急速に襲いかかる自衛隊配備の態勢に対して、声を大にして訴え始めてから2年以上もたつ。だが、この現地から「島を戦場にしないで!」「島々を標的にするな」という声は、未だにこのクニの一部の人々のところにしか届いていない! この理由は、言うまでもない。自衛隊批判のタブー化だ(「中国脅威論」も含む)。

2016年3月、与那国駐屯地が開設され、同時に宮古島・奄美大島での自衛隊の新基地建設が着工態勢に入った、また、石垣島でも前倒しでの自衛隊配備が決定。そして沖縄本島でも、ここ1年で1千人以上の新たな自衛隊増強が始まった(南西重視戦略下の、佐世保での水陸機動団(海兵隊)+オスプレイ17機+水陸両用車(AAV7)52両の増強態勢づくりも始まる)。

この自衛隊の南西諸島への新配備の目的は、琉球列島弧=第1列島線の島々へミサイル基地(と歩兵部隊)を張り巡らし、海と空から中国軍を東シナ海に封じ込める態勢だ。いわゆる通峡阻止・海峡封鎖作戦であり、アメリカのイラク戦後のオフショア・コントロール戦略に基づいている(米軍では、これを琉球列島線に「万里の長城」を築くと称する)。

この日米軍が企図する「海峡封鎖作戦=島嶼防衛戦」とは、先島諸島を戦場とする、海洋限定戦争=東シナ海戦争として想定されている。しかも、日米ガイドラインによれば、「自衛隊を主力」とし「米軍」が支援する作戦・戦闘だ(だから、自衛隊への正面からの批判となる)。

この日米軍の作戦を、「非現実的」「荒唐無稽」として批判するのはたやすい。日中、米中経済の相互依存を考えれば「戦争などない」とするのが常識的だ。だが、だからこそ日米の制服組は、「島嶼防衛戦」「先島戦争」「海洋限定戦争」として、この戦争態勢を企図しているのだ。

自衛隊の先島諸島等への配備完了は「国境線への軍事力投入」として中国の激しい反応を引き起こすだろうし、引き起こし始めている。これは「尖閣」以上の一触触発的事態を招く。というのは、日中間には緊急時、偶発的衝突を防ぐ「海空連絡メカニズム」さえ結ばれていない(米中は2014年に締結)

おそらく、この先島戦争の第1回戦は、相互に数十人の戦死者で終わる。しかし、戦争がこれでは終わることはない。第2回戦・第3回戦と続き、最終的には米軍が本格的に参戦する「通常型太平洋戦争」にまで発展する。ー事態は、今こういう段階に至っている(戦争法制定の真の目的である)。

*2月28日(火)、午後2時、参議院議員会館101号室において、宮古島・石垣島・奄美大島の代表団が、自衛隊配備の中止を求めて政府交渉を開始する。終了後、沖縄選出国会議員らとの交流集会が開催される。ぜひとも、この院内交渉と集会を注視し、参加していただきたい。

*以上の自衛隊の「島嶼防衛戦」、オフショア・コントロールなどの詳細については、拙著『オキナワ島嶼戦争―自衛隊の海峡封鎖作戦』参照。リンクに、プロローグ・目次の「立ち読み」あり。
http://www.maroon.dti.ne.jp/shak…/okinawasenso-tachiyomi.pdf

*先島諸島・奄美大島の闘いについては、住民達自身が執筆したドキュメント『標的の島-自衛隊配備を拒む先島・奄美の島人』を参照、2/24発売。この目次・プロローグの「立ち読み」あり。
http://www.maroon.dti.ne.jp/shakai/22-0-tachiyomi.pdf

http://bund.jp/modules/antenna001/index.php?page=clipping&clipping_id=73507

 

先島ー沖縄ー奄美への自衛隊新配備・大増強に抗う! いくつかの行動などへの参加のお願い!

 投稿者:小西誠  投稿日:2017年 2月20日(月)15時18分4秒
返信・引用
  社会批評社・小西誠です。
以下のご案内です。どうぞよろしくお願いします。

●2/28(火)「陸自配備で南西諸島を標的にさせない政府交渉及び院内集会」に、ぜひご参加をお願いします!

・画像案内のように、2/28、参議院議員会館で、南西諸島への自衛隊新配備に抗する石垣島・宮古島住民の政府交渉が行われます。その後に、先島諸島の代表と沖縄選出国会議員らの集会が開催されます。ぜひ、ご参加ください。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1227114817364803&set=pcb.1227116640697954&type=3&theater

●この先島ー奄美への自衛隊新配備問題は、メディアが報じない中で先島諸島などの住民たち自身が現地で必死のたたかいを続けています。またこの支援を求めて新たに書籍・映画が製作されています。ぜひ、ご覧下さい。

●新刊『標的の島―自衛隊配備を拒む先島・奄美の島人』ー2/24全国書店発売の「立ち読み」ご案内!
・先島諸島などの状況を少しでも知っていただくために、この本の「目次・プロローグ」(三上智恵監督執筆)の「立ち読み」を公開します。ぜひ、ご覧になって下さい。
・「標的の島」編集委員会編 A5版224頁 現地の写真多数あり 本体1700円+税
 http://www.maroon.dti.ne.jp/shakai/22-0-tachiyomi.pdf

*突如発表された自衛隊の先島―南西諸島配備。この島々の要塞化に自治と平和を求めて島人が起ちあがる。再び沖縄を本土の捨て石にするのか?

*石垣・宮古島・奄美大島で、自衛隊配備に対して起ち上がった住民たちが現地から自ら描く渾身のドキュメント。 3月公開のドキュメンタリー映画『標的の島』の三上智恵監督も執筆。

●三上智恵監督の新作のドキュメンタリーが3月25日より全国で公開されます。この映画は、辺野古新基地ー高江の米軍基地問題から、先島諸島への自衛隊配備問題を、そのつながりを含めて現地の人々の声を届けています。ぜひ、全国で上映会をお願いします。
http://hyotekinoshima.com/

http://bund.jp/modules/antenna001/index.php?page=clipping&clipping_id=73507

 

「オキナワ島嶼戦争」を読む(1)

 投稿者:小西誠  投稿日:2017年 1月26日(木)11時44分33秒
返信・引用
  有名なブロガーである旗旗さんの「ブログ旗旗」に、『オキナワ島嶼戦争―自衛隊の海峡封鎖作戦』のながーい書評が出ていますので転載してご紹介します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「オキナワ島嶼(しょ)戦争~自衛隊の海峡封鎖作戦」(小西誠・社会批評社・1800円)を読んだ。著者は元反戦自衛官で社会批評社の社長でもある。先島諸島方面へ自ら取材に行き、防衛関係の豊富な資料を駆使しながらの著述だから説得力がある。沖縄ではいま辺野古や高江で基地反対の運動が重要な局面を迎えているが、それも自衛隊の海峡封鎖作戦と連動していることがよくわかる。そしてこの作戦は日本の自衛隊が主役ではあっても、根本はアメリカの対中封じ込め作戦の一部分だという事実がある。そこには島民を太平洋戦争での「軍民玉砕」と同様の悪夢に追い込むかもしれない緊急の警告まで含まれているのだった。

 冷戦の終了によって、自衛隊の配備は北海道から南西方面へと大きく転換した。具体的に言うと、ソ連の侵攻に備えて北海道に陸上自衛隊の戦車や火砲の部隊を厚く配置していたのを、九州の先の沖縄から台湾まで続く列島弧に線として配置することにした。それと同時に島への配備は海と空からの支援が不可欠だから、陸海空3自衛隊を統合して動かす「統合指揮」のシステムという質的な変更も必要となった。そして仮想敵国は、当然にソ連・ロシアから中国に変更することとなる。この要求は、日米同盟に基づく要請なので、日本としては断ることができないのだ。そして軍人は常に仮想敵国を必要としている。敵がいなくなったら装備も訓練も意味がなくなってしまうのだから。

 南西方面の重視というと、尖閣諸島を連想する人が多いかもしれないが、防衛計画には尖閣の文字は出てこない。現に日本が実効支配しているのだから、警備は海上保安庁の仕事になる。この問題については中国側も心得ているから、出てくるとしても「海警」の船に限られる。「海軍」が出動したら正式な領土紛争になるから、当分はそれが正解なのだ。

 ところがここで地図を逆さまにして見ると、中国の立ち場がリアルにわかってくる。北京、上海、旅順といった中国の心臓部に面する黄海と、それに続く東シナ海(著者は「東中国海」と表記している。シナの呼称は使わない方がいいのだが、ここでは一般の呼称にしておく。)は、日本の南西諸島によって西太平洋と分断されているのだ。もしこれが「封鎖線」として機能したら、中国の海への出口は辺境の海南島から南シナ海経由の南太平洋へ出るしかなくなってしまう。先方から見たら、窒息させられそうな圧迫感になるのではあるまいか。

 中国の海洋進出については、日本でも警戒心をもって語られるようになった。南シナ海の南沙諸島への埋め立て工事のニュースもあった。その前には東シナ海での「防空識別圏」設定も、中国の脅威の文脈で語られたことがあった。しかし日本がアメリカ軍から引き継いだ空域と、中国側の識別圏が重なったというだけの話で、防空識別は領空といった権利とは関係のない技術的な問題に過ぎない。後発の中国が国際性を身につけて行く過程だと、著者は冷静に記述している。

「オキナワ島嶼戦争」を読む(2)

 本論である自衛隊の海峡封鎖作戦については、かなり詳細な資料が掲載されている。先島諸島に駐留させる部隊の総計は約1万名となり、沖縄本島に控える即応可能な増援兵力は約4万名と見られる。駐留先の島では住民への説明会や、自衛隊施設の建設が始まっている。弾薬庫の大きさなどから見て、本格的な島の要塞化が進められるようだ。潜水艦の通過を完全に把握するために、各種の装置も設置するだろう。

 島がこういう重要拠点になると、仮想敵国との間での争奪戦も予想しなければならない。そこで綿密な作戦計画も立てられている。それは島嶼の防衛、着上陸された場合の戦闘、島を占領された場合の奪還の3段階になる。陸海空3軍の緊密な連携が必要なのは言うまでもない。陸上自衛隊は上陸作戦を念頭に入れて水陸両用戦闘車両なども充実させなければならない。「強襲揚陸艦」も必要になる。その様態はアメリカの海兵隊を典型とする「遠征殴り込み部隊」に似たものになってくる。

 島嶼の防衛戦というと、日本軍には太平洋戦争での苦い経験がある。制空・制海権を失って孤立した島の守備隊は、圧倒的な上陸軍を相手にして絶望的な「時間稼ぎ」の抵抗をつづけ、最後は次々に「玉砕」して行くしか術がなかったのだ。そして世界の戦史でも、島の防衛戦で防御の成功例というのは、ほとんどないということだ。1982年のフォークランド紛争でも、イギリス軍はアルゼンチン軍の上陸を阻止できず、島の奪回には海戦での勝利を待たなければならなかった。

 そこで自衛隊の作戦では、あくまでも空・海自衛隊の参加による統合指揮が有効という前提で立てられている。つまり制空・海権は保持しているという建前なのだ。すると、どうして仮想敵国は日本領の島に上陸して占領することができたのかという疑問が生まれる。すぐに反撃されて奪回作戦を発動されるようなところへ、わざわざ上陸してきたりするだろうか。まして今はレーダーや監視システムが整備されている中で、奇襲の上陸作戦などがあり得るのだろうか。

 すべてはアメリカの世界戦略に従った中国封じ込めのための「海峡封鎖」が原因になっていることは疑いようがない。日中関係は尖閣問題以来冷え込んでいると言われるが、これでは日本側から新しい圧力を中国に与えるための作戦を発動したことになる。日中関係をことさらに緊張させることは、今の日本の国益にかなうことなのだろうか。現地島民を危険に巻き込むだけではないのか。

 自衛隊を急いで先島諸島に配備しなければならないほどに中国からの脅威が迫っているとは思えな
い。著者は結論として、日本から先んじて先島諸島の「無防備都市宣言」をすることを提案している。それで国際条約で保護されるというのだが、私はそれまでにする必要もないと思う。先島諸島は、今までの通りの平和な島に戻るだけでいい。南西方面の重視なら、空と海の機動力を充実させる方が、無駄なくそして有効なのではないかと思うのだ


http://bund.jp/modules/antenna001/index.php?page=clipping&clipping_id=73507

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新刊『オキナワ島嶼戦争―自衛隊の海峡封鎖作戦』の発行のご案内

 投稿者:小西誠  投稿日:2016年12月 6日(火)13時52分16秒
返信・引用
  新刊『オキナワ島嶼戦争―自衛隊の海峡封鎖作戦』の発光                                             小西誠 著 四六判  239頁  並製  定価 1,800円+税 ISBN 978-4-907127-21-3 C0036 書店発売予定日 2016年12月10日

●あなたは、この恐るべき事実を知っていますか?

メディアが全く報道せず、国民にも知らされない、この島嶼「防衛」戦争=「東シナ海」戦争の実態。
――ここに書かれていることは、単なる事実とその分析だ。防衛省・自衛隊は、この島嶼「防衛」戦を防衛白書を始めとする文書で明らかにしている。

●先島ー南西諸島に事前配備されつつある約1万人+緊急増派部隊、約4万人の自衛隊

現在、与那国島・石垣島・宮古島・奄美大島へ自衛隊の基地建設ー事前配備が始まり、そして沖縄本島でも大増強が開始されつつある。――この軍事力の目的は、中国封じ込め政策の下での、琉球列島弧=第1列島線の封鎖であり(琉球列島線へ「万里の長城」を築くとして!)、日米軍隊による「東シナ海」戦争態勢づくりである。
――メディアが全く報道しない、その全貌と実態が今、初めて明らかにされる。
――そして今、与那国島・宮古島・石垣島を始めとする先島諸島の人々、奄美大島の人々は、この現実と必死にたたかいながら、全国の心ある支援を求めている。

● 防衛省・自衛隊文書「南西地域の防衛態勢の強化」の全文を初めて公開!

社会批評社サイト http://www.maroon.dti.ne.jp/shakai/21-3.htm

アマゾンでの予約  https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AA%E3%82%AD%E…/…/ref=sr_1_1…

目 次

プロローグ 8
    先島諸島への調査と交流の旅 8
    巨大な弾薬庫が造られた与那国駐屯地 10
    住宅地に隣接した宮古島の巨大レーダーサイト 13
    山に囲まれた石垣島 19
    約1万人規模の南西諸島の大配備 22
    想定は「尖閣戦争」ではなく「海洋限定戦争」 24
    自衛隊配備を拒む先島諸島住民 26

 第1章 先島諸島――琉球弧への大配備 30
     弾薬庫を「貯蔵庫」と騙して造った与那国駐屯地 30
    司令部・事前集積拠点が設置される宮古島 38
     下地島空港の軍事使用による要塞化 47
    地下壕戦の戦場となる石垣島 51
     住民無視の奄美大島へのミサイル部隊等配備 57
     島嶼防衛戦のための沖縄本島の増強 64
     佐世保・海兵隊の編成とオスプレイ・水陸両用車 69

 第2章 「南西重視」戦略の始動 74
    陸自教範『野外令』大改定による島嶼防衛 74
     日米安保再定義と97年日米ガイドラインの改定 80
     初めて島嶼防衛を記述した防衛白書 83
     島嶼防衛戦争を想定した防衛計画の策定? 87
    島嶼防衛の日米共同演習・上陸演習の開始 90
    沖縄周辺諸島での離島奪還演習 93

 第3章 日米の東中国海での「海洋限定戦争」 98
    QDR2010年のエアシーバトル構想 98
    中国本土攻撃を想定するエアシーバトル 101
     オフショア・コントロールによる東中国海の封鎖 105
    「海洋限定戦争」論 108

 第4章「島嶼防衛」作戦の様相 113
    制服組の島嶼防衛研究 113
     島嶼防衛のための3段階作戦 116
     島嶼防衛戦での陸海空の統合運用 124
     島嶼でのミサイル戦争の様相 128
     島嶼防衛での制海・制空権の確保 132
     対ソ抑止戦略下の「3海峡防衛論」と「第1列島線防衛論」 134
     海峡防衛論=島嶼防衛論の虚構 138

 第5章 新防衛大綱による島嶼への増強配備 142
    14年大綱で全面化した島嶼防衛論 142
     新防衛大綱による部隊の増強と編成 148
     新中期防による島嶼部隊の増強 149
     中国脅威論を全面化した新防衛大綱 154
     2016年度防衛白書の対中政策 162
     アメリカの対中政策 165
    東アジアの軍拡競争の激化 168
    自衛隊主体の「東中国海戦争」 170
    米軍の辺野古新基地建設と自衛隊の共同使用 174

 第6章 「東中国海戦争」を煽る領域警備法案 178
     「領域警備」とは何か 178
     民主党・維新の会の領域警備法案 181
     政府の領域警備への対応 187

 第7章 国民保護法と住民避難 190
    「島嶼防衛研究」の住民避難 190
     石垣島・宮古島での住民避難 194
     先島諸島の「無防備都市(島)」宣言 202

[参考資料]
●資料1 我が国の領海及び内水で国際法上の無害通航に該当しない航行を行う
外国軍艦への対処について208
●資料2 離島等に対する武装集団による不法上陸等事案に対する政府の対処について 210
●資料3 領域等の警備に関する法律案(民主党・維新の会) 222
●資料4 防衛省文書「南西地域の防衛態勢の強化」について 223

[註]
・本文では「東シナ海」を国際水路機関発行の『大洋と海の境界(第3版)』の記述に基づき、「Eastern China Sea」=「東中国海」と表記した。
・奄美海峡、与那国水道という正式名はないが、便宜上、そのように表現した。
・表紙カバー写真は、富士総合火力演習(2016年)での「島嶼防衛戦」演習である。
 

新刊『フィリピン戦跡ガイド―戦争犠牲者への追悼の旅』の発行

 投稿者:小西誠  投稿日:2016年 7月29日(金)15時14分27秒
返信・引用
  ●新刊・小西誠著「フィリピン戦跡ガイド―戦争犠牲者への追悼の旅」発行のご案内

*中国での戦争を上回る、約50万人の日本軍将兵が「戦死」したフィリピンでの戦争―そこには、今も日米比軍の戦闘と現地民衆虐殺の多数の傷痕が残る。マニラ市街戦・コレヒドール島・バターン半島・リンガエン湾・バレテ峠・モンテンルパ――リパ・バウアンなどの多数の戦跡・記念碑を、ルポと写真250枚で紹介。

――日本で知らされていない、フィリピンでの戦争の実態(住民大虐殺)を照射する!

* 8月1日 全国書店発売 小西 誠(著)  発行:社会批評社四六判   207頁  並製  価格1,800円+税
http://www.maroon.dti.ne.jp/shakai/
http://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...

目   次
はじめに 2
■フィリピンでの戦跡の歩き方 10
第1章 首都マニラ市内に残る戦争 11
     ――マニラ市街戦跡・住民虐殺のメモリアルを歩く
    ●マニラその巨大都市の現在 12
    ●マニラ市街戦最後の攻防、イントラムロス 17
    ●サンチャゴ要塞内のフィリピン人捕虜虐殺のメモリアル 20
    ●殺された市民の祈念碑が安置されたサン・オーグスティン教会 24
    ●メモラーレ・マニラ1945モニュメント 27
    ●激戦に耐えた旧パコ・ステーション 29
    ●連合軍が最初に到達したサント・トーマス大学 30
    ●マニラ市内の二つの虐殺現場―旧スペイン・クラブとラサール大学 32
第2章 二度の戦争の激戦地となったコレヒドール島 35
     ――戦場がそのまま保存された世界で唯一の島
    ●島の頭部・トップサイドに残る350メートルの巨大兵舎 36
    ●太平洋戦争記念碑と記念館 41
    ●米比軍・日本軍の地下要塞となったマリンタ・トンネル 44
    ●無用の長物となったクロケット砲台 50
    ●日本軍を震撼させたウェイ砲列 52
    ●2万6千メートルの射程を誇るハーン砲台 54
    ●日本軍の直撃を受けたギアリー砲列 56
    ●保存されたサウスドッグと知られざるトーチカ 58
    ●島の北部海岸線に設営された震洋隊の基地 65
    ●キンドレー飛行場跡に残るバンカー 68
    ●フィリピン・ヒーローズ・メモリアル 70
    ●「日本平和庭園」の慰霊碑 72
    ●カバロ島・フレイル島(軍艦島)の玉砕 74
    ●コレヒドール島の案内 77
第3章 バターン半島――「死の行進」の街道を歩く 81
     ――フィリピン戦争のもう一つの激戦地・バターン半島
    ●「死の行進」の起点――マリベレス・ゼロ地点 82
    ●バターン半島での日本軍と米比軍の戦い 85
    ●サマット山に聳える十字架のメモリアル 90
    ●ひっそりと佇むカパス・デスマーチ・メモリアル・シュライン 96
    ●巨大タワーが建つカパス・ナショナル・シュライン 98
    ●従軍作家・火野葦平の記録したオードネル捕虜収容所 102
    ●パンティンガン川の虐殺 105
第4章 二度の上陸戦の舞台となったリンガエン湾 109
     ――リンガエン湾・マバラカット特攻隊の戦跡を歩く
    ●連合軍上陸地点を印す「上陸記念碑」 110
    ●日本軍の上陸地点に造られたジャパニーズ・ガーデン 117
    ●最初のカミカゼ特攻隊出撃基地・マバラカット西飛行場跡 119
    ●マバラカット西飛行場跡に残る掩体壕群 123
    ●正面に鳥居が建てられたマバラカット東飛行場跡 128
第5章 日・米比軍の最後の戦いの地――バレテ峠・サクラサク峠 133
     ――兵隊も「邦人」も飢えと病で斃れていった
    ●累々たる屍が眠るバレテ峠とメモリアル 134
    ●連合軍のメモリアルが建つバレテ峠 135
    ●バレテ峠の日本軍戦没者の記念碑 137
    ●バレテ峠の中国系比軍兵士の記念碑 140
    ●ゲリラに翻弄された日本軍 142
第6章 戦争犠牲者を追悼するメモリアルを訪ねて 145
     ――南部ルソンの忘れられた住民大虐殺のメモリアル
    ●教会に集められ、家を爆破されたバウアンのメモリアル 146
    ●カランバのリアール三叉路のメモリアル 150
    ●カランバのサンペロハン小学校のメモリアル 152
    ●日本人がフィリピンの人々のために建てた世界平和祈念塔 155
    ●リパ虐殺に関わった日本兵の証言 158
    ●日本軍戦犯たちが収容されたモンテンルパ 162
    ●フィリピン無名戦士の墓 166
    ●マニラ・アメリカン・セメタリーとメモリアル 169
    ●日本の軍民戦没者を祀るジャパニーズ・ガーデン 170
第7章 フィリピンでの日・米比軍の戦争――1941~1945年 173
    ――「本土防衛」の捨て石にされた日本軍兵士とフィリピン民衆
    ●アジア・太平洋戦争の開戦とフィリピン 174
    ●バターン半島攻防戦で苦戦する日本軍 177
    ●日本軍の敗勢と連合軍のレイテ上陸 184
    ●再びルソン決戦――連合軍の上陸作戦 189
    ●日本軍の敗退と孤城化 192
    ●市民約10万人が死亡したマニラ市街戦 196
    ●コレヒドール島の日本軍陥落 202
    ●マニラ東部の戦闘とフィリピン戦の終了 204
    ●山下司令官の投降と処刑 205
 註1 本書のフィリピン戦跡ガイドは、ルソン島に限定して執筆しているが、同国の他の島については、 随時増補版として刊行する予定である。
 註2 表紙カバーの写真は、バターン半島マリベレス・ゼロ地点のメモリアルである。
 

原爆投下の米英密約「ハイドパーク覚書」を初公開

 投稿者:小西誠  投稿日:2016年 5月18日(水)12時04分5秒
返信・引用
  オバマ大統領は「原爆投下の正当性論」の誤りを認め、ヒロシマ・ナガサキの被爆者に、その人類への罪」を深く謝罪せよ! 米英の原爆投下の密約文書を初公開! 翻訳文は下記サイトから。

https://www.facebook.com/notes/%E5%B0%8F%E8%A5%BF-%E8%AA%A0/%E3%82%AA%E3%83%90%E3%83%9E%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E3%81%AF%E5%8E%9F%E7%88%86%E6%8A%95%E4%B8%8B%E3%81%AE%E6%AD%A3%E5%BD%93%E6%80%A7%E8%AB%96%E3%81%AE%E8%AA%A4%E3%82%8A%E3%82%92%E8%AA%8D%E3%82%81%E3%83%92%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%83%8A%E3%82%AC%E3%82%B5%E3%82%AD%E3%81%AE%E8%A2%AB%E7%88%86%E8%80%85%E3%81%AB%E3%81%9D%E3%81%AE%E4%BA%BA%E9%A1%9E%E3%81%B8%E3%81%AE%E7%BD%AA%E3%82%92%E6%B7%B1%E3%81%8F%E8%AC%9D%E7%BD%AA%E3%81%9B%E3%82%88-%E7%B1%B3%E8%8B%B1%E3%81%AE%E5%8E%9F%E7%88%86%E6%8A%95%E4%B8%8B%E3%81%AE%E5%AF%86%E7%B4%84%E6%96%87%E6%9B%B8%E3%82%92%E5%88%9D%E5%85%AC%E9%96%8B/989524794457141

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新刊・『青春の岐路』火野葦平戦争文学選 別巻の発行

 投稿者:小西誠  投稿日:2016年 4月26日(火)14時47分9秒
返信・引用 編集済
  火野葦平(著)

四六判 238頁 並製 定価1,500円+税

大学在学中に陸軍に志願した火野。だが「コミニスト」として要注意人物に。除隊後、小説を棄て沖仲仕労働組合結成に進んでいく彼を待ち受けたものはー。あの長編小説を描いた著者の青春の生き方の原点とは?

目次

火野葦平戦争文学選別巻 目 次

 青春の岐路  3
 編集部解説  234


編集部解説

 本書の底本は、「火野葦平兵隊小説文庫8」(光人社刊)『魔の河』の「青春の岐路」に収められた長編であり、発表初年月は、一九五八年である。
 本書の主人公・辻昌介は、まぎれもなく火野葦平自身であり、これは彼の自伝的小説である。

 火野葦平の兵隊小説のなかでは、 彼の中国戦線をはじめとする戦争記は広く知られているが、これ以前の軍隊への入隊に至る経過とその体験などはあまり語られていない。

 火野葦平は、早稲田大学の在学中に陸軍の幹部候補生である「一年志願兵制度」を志願して入隊した。本来、この制度の入隊者は、除隊時には軍曹・曹長へ昇任し、試験に受かればその後、少尉に任官する。しかし、火野は幹部候補生終了後には伍長にしか昇任せず、その後に召集された中国戦線でも長い間この階級のまま過ごすことになる。その理由は、本書に詳しくしたためられているが、彼が軍隊内で「コミニスト」の烙印を押されたからだ。

 もっとも、これは火野自身が軍隊内で何らかの活動をしていたからではなく、彼がコミニスト(共産主義)に関係する書物を読んでいたことが理由とされている。この事情は、今まであまり知られていなかったが、学生時代に長年、小説家を志していた火野が、小説家志望を断ち切ってまでして、自らコミニスト活動へと動かされたことが状況としてあるようだ。

 『青春の岐路』の書き出しは、火野が上海での務めを果たし、故郷の北九州若松に帰ってきたところから始まっているが、この仕事は、一九三二年の「上海事変」に際し、石炭荷役のために彼の生家の石炭沖仲仕たちとともに、上海へ出張したことである。火野葦平は、この前年に若松の沖仲仕たちを「若松港沖仲仕労働組合」に組織し、自ら書記長に就任、同年八月には洞海湾荷役のゼネストを決行したと言われている。

 この時代、石炭荷役を担う沖仲仕たちは、三菱・麻生などの独占的石炭資本の搾取のなかで、極端に貧しい最底辺の肉体労働者として酷使されていた。また、この一九三〇年前後には、日本全国を覆う大恐慌のなかでの労働者の組合結成とストライキが広がり始め、その運動は同時に青年学生たちをコミニズム運動へと引き入れていった。

 火野葦平が、日本で初めてという沖仲仕労働組合を結成し、コミニズム運動に加わった動機もこういう時代の流れのなかにあったのだ。

 『青春の岐路』は、この沖仲仕労働組合の結成に至る前の段階で終わっているが、当時の組合の結成やゼネストの決行は、直ちに特高警察の重要監視の対象になったことは予測される。そして、その後、この特高警察の監視・弾圧のもとで、火野自身がどのように「転向」したのか、それは明らかになっていない。

 しかし、当時のアジア・太平洋戦争に突き進む日本の凄まじい状況の中で、火野の行動を誰も責めることはできないだろう。

 このような経過を経て火野葦平は、一九三七年七月七日の盧溝橋事件を契機とする、日本軍の中国への侵攻――日本軍の予備役の動員開始――という事態のなかで、陸軍第十八師団歩兵第百十四連隊(小倉)に召集(下士官伍長)され、同年十一月には、中国・杭州湾北砂への敵前上陸の戦闘に参加した。

 以後、中国侵略戦争が急激に拡大していくなか、大陸各地に転戦するとともに、太平洋戦争が進展していく過程では、フィリピン戦線・ビルマ戦線など、アジア全域の戦争にほとんど従軍していく(一九三八年の芥川賞受賞以後は、「陸軍報道部」に所属する)。

 この一九三七年十一月からの、火野の最初の戦争を記録したのが、『土と兵隊』(火野葦平戦争文学選第1巻所収)であり、同年十二月から翌年四月までの杭州駐屯警備を記録したのが、『花と兵隊』(同第2巻)だ。

 火野は、この杭州に駐屯しているときに『糞尿譚』で芥川賞を受賞し、それがきっかけで陸軍報道部勤務を命じられた。そして、この最初の従軍記録である一九三八年五月からの徐州作戦が、『麦と兵隊』(同第1巻所収)として発表されている。
 火野は、この「兵隊三部作」で一躍「兵隊作家」として有名になり、以後、軍報道部所属の作家としてアジア各地に転戦していくのだ。

 こうして火野は、一九三八年七月から始まった武漢攻略戦と同時の広東作戦(「援蒋補給路」の遮断のための、香港の近くのバイアス湾に奇襲上陸――同年十月、広州占領)に参加したが、これを描いたのが、『海と兵隊』(同第5巻所収)だ。

 その後、火野は一九三九年二月、中国最南端の海南島上陸作戦に参加し、『海南島記』を、また、一九四二年三月には、フィリピン作戦に参加し、『兵隊の地図』(同第3巻所収)などの多数の長編・短編を発表している。さらに、一九四四年四月からは、アジア・太平洋戦争史上、最悪の作戦と言われたインパール作戦に従軍し、『密林と兵隊』(原題「青春と泥濘」同第4巻)を発表した。

 以上は、アジア・太平洋戦争の時期を描いた作品だが、戦後の「戦犯」指定解除後に、旺盛な執筆を再開した。火野自らの「戦争責任」などについて、全編でその苦悩を描いたのが、四〇〇字詰めの原稿用紙一千枚に及ぶ『革命前後(上下巻)』(同第6・第7巻)だ。

 このように、火野葦平がアジア・太平洋各地の戦場を歩いて執筆した戦争の記録は、驚くほどの多数にのぼっているが、 この全編の火野葦平の著書には、 彼の戦争体験をもとにしたものが「兵隊目線」から淡々と綴られている。

 中国大陸の、その敵前上陸作戦から始まる、果てしなく続く戦闘と行軍の日々、――しかも、この中国戦線の戦争は、それほど華々しい戦闘ではなく、中国の広い大地の泥沼と化した道なき道を、兵隊と軍馬が疲れ果て斃れながら、糧食の補給がほとんどないなかでの、もっぱら「現地徴発」を繰り返していく淡々とした戦争風景――。そこには、陸軍の一下士官として、兵隊と労苦をともにする著者の人間観がにじみ出ている。この人間観はまた、火野の著作のあちらこちらで中国民衆に対しても表れている。

 「兵隊三部作」から始まり、『革命前後』で完結する、火野葦平が残したこの壮大な、類いまれな戦争の長編記録といえる小説は、日本だけでなく「アジア――世界の共同の戦争の記録」として、後世に語り継ぐべきものであろう。

 この二〇一六年、戦後七〇周年を経て、私たちは改めてこの「火野葦平戦争文学選」全7巻、同別巻を世に送り出したいと思う。

版元から一言

好評の火野葦平戦争文学選全7巻の復刊に続き、同文学選の別巻を復刊しました。全7巻では触れられていなかった、火野葦平の軍隊入隊の経過、そこで「赤」のレッテルを張られ、当局の監視対象になっていたこと、またその後の「沖仲仕労働組合」の結成という、底辺の労働運動を担っていく火野の原点について描かれたものです。

著者プロフィール

火野葦平(ヒノアシヘイ)

1907年1月、福岡県若松市生まれ。本名、玉井勝則。
早稲田大学文学部英文科中退。
1937年9月、陸軍伍長として召集される。
1938年『糞尿譚』で第6回芥川賞受賞。このため中支派遣軍報道部に転属となり、以後、アジア・太平洋各地の戦線に従軍。
1960年1月23日、死去(自死)

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新刊『核兵器は禁止に追い込める―米英密約「原爆は日本人に使う」をバネにして』の発行のご案内

 投稿者:小西誠  投稿日:2016年 4月26日(火)14時44分18秒
返信・引用
  明日、4月27日付全国書店発売・新刊の案内です。
どうぞよろしくお願いします。

*岡井 敏著 四六判 287頁 並製 定価1,800円+税
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
*「ハイドパーク覚書」を知っていますか?――この文書は、1944年9月ルーズベルトとチャーチルの会談による「原爆は日本人だけに使う」という秘密協定。

この日本人への「ホロコースト」とも言える、米英密約を初めて発掘し、そして、この恐るべき事実をひた隠しにする、メディアと広島原爆資料館の現状を糺してきた著者のたたかいのドキュメント。

そして今、国際司法裁判所は、「核兵器の使用は国際人道法の原則に従うべき」(事実上の都市攻撃禁止)を勧告。オーストラリア・南アフリカは、昨年、国連に「核兵器の法的禁止」提案し、130カ国が賛成(五大核保有国反対、日本棄権)。

――本書では、ヒロシマ・ナガサキへの原爆投下の真実(秘密合意)を暴き、今こそ核兵器の廃絶を! という、日本ー世界への提言がなされる。

目次

一 「ハイドパーク覚書」を知っていますか
   ――われわれに人種差別の刃が向けられた

二 「原爆は日本人に対して使用」で「日本に」ではない
   ――発掘した真実

三 ヒバクシャも「ハイドパーク覚書」なんかどうでもいい

四 原爆資料館への訴訟を試みて利用された
   ――味方が敵になった

五 「国家は中心より滅ぶ」という父
   ――判事ながら東条首相への糾弾の手紙で懲戒免職

六 父も戦後の時代も重荷になった私
  ――たどり着いた「一つの文化」が強固な足場に

七 私に対する批判と私の反論
  ――事実と論理を尊べ

八 再び原爆資料館と論争
  ――論理が分からない資料館

九 知識人・原水禁・被団協などとハイドパーク覚書
  ――議論拒否の人たち

十 朝日新聞を批判する
  ――事実を尊ばないマスコミの謎

おわりに
  ――今や核は禁止兵器にすることができる状態になっている

版元ドットコム https://www.hanmoto.com/bd/isbn/978...

社会批評社 http://www.maroon.dti.ne.jp/shakai/

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新刊『昭和からの遺言』発行のお知らせ

 投稿者:小西誠  投稿日:2016年 2月18日(木)15時28分9秒
返信・引用
  小社の新刊です。どうぞよろしくお願いします。

戦争体験者から子どもたちに残しておきたい、昭和史の教訓!――昭和史を検証・総括して日本と世界の未来を照らす「もう一つの世界・もう一つの宇宙」。

そして、学習院大学で天皇と同期だった著者が、今だから聞きたい「天皇のお言葉」を綴る。

志村建世 著/四六判 並製 235頁 本体1500円
http://www.maroon.dti.ne.jp/shakai/

( 表紙写真  愛馬「白雪」に乗り、陸軍様式大元帥正装を着用して代々木練兵場で行われた「天長節」(天皇誕生日) の観兵式に臨み、閲兵する昭和天皇。「東京日日新聞」1937年4月30日付夕刊一面に掲載。表紙写真他提供・毎日新聞 )

目  次
まえがき 6
思い出すこと 8
第一章 もう一つの地球 11
   もう一つの地球/皇太子の誕生/満洲国の前史/満洲国の建国/リットン調査団 /国際連盟からの脱退/ヒトラーの登場/万里の長城/二・二六事件/ベルリン・オリンピック

第二章 盧溝橋の銃声 33
   盧溝橋の銃声/事変という名の全面戦争/南京では何が起きたのか/国民政府を相手にせず/国家総動員、ノモンハン事件、そして第二次世界大戦/紀元は二千六百年/ABCD包囲網と日独伊三国同盟

第三章 運命の昭和十六年 49
   運命の昭和十六年(その一~四)/大東亜共栄圏/東京初空襲の衝撃/ミッドウェイ海戦の悲劇/山本五十六の使命/遠すぎた島ガダルカナル(その一~二)/大東亜共栄圏と軍票/ドイツの戦いとユダヤ人絶滅計画

第四章 アッツ島の玉砕 75
   アッツ島の玉砕/山本五十六の戦死/名ばかり独立と大東亜会議/マッカーサーの飛び石作戦/国家総動員の効果と限界/日本海軍の落日マリアナ沖海戦/サイパン島軍民玉砕の悲惨/インパール作戦とノルマンディー上陸/東条内閣総辞職と終戦工作の不発/敗戦つづく台湾沖そしてレイテ島

第五章 戦争は本土に迫る 97
   戦争は本土に迫る/戦火はフィリピンから沖縄へ/B29の翼の下で/硫黄島の星条 旗/進まない終戦工作の間に/沖縄にとっての「皇国」とは/首里攻防の激戦/戦陣訓の呪縛/終戦は禁句でなくなったが/ポツダム宣言の背景と日本の反応

第六章 そして「玉音放送」が終戦を告げた 119
   そして「玉音放送」が終戦を告げた/終戦放送でも戦争をやめないソ連軍/東久邇宮内閣と「一億総懺悔」/マッカーサーと対面した天皇/戦争で死んだ人の数/治安維持法で獄死した人々/五大改革指令と共産党の再建/天皇の人間宣言/日本国民にとっての終戦とは
第七章 天皇の守護神となったマッカーサー 139
   多忙だったマッカーサー/東京裁判は何を裁いたのか/日本国憲法の作り方/天皇の全国巡幸に見る国民との関係/戦争に負けた天皇の気持/天皇の守護神となったマッカーサー/マッカーサーは得意の絶頂にいた/短い平和と冷戦の始まり/朝鮮戦争の悲劇

第八章 講和条約と日米安保条約 159
   マッカーサー後と講和条約への道/講和条約と日米安保条約/独立の回復と皇太子の成人式/もはや戦後ではない/新幹線が走ってもオリンピックを開いても/ジャパン・アズ・ナンバーワン/バブル崩壊と昭和天皇の崩御

第九章 昭和天皇との会話 175
   もう一人の皇太子/皇太子建仁親王の即位/昭和天皇との会話/激変する世界の中で/冷戦の終りとアメリカの一極支配/民主党政権という一瞬の夢/民主党政権を倒したものの正体/安倍晋三と自民党の憲法改定案

第十章 昭和からの遺言 193
   天皇は憲法を尊重する義務を負う/天皇の統治は虚構であったのか/祈る者としての天皇(その一~三)/三種の神器と天皇の地位/昭和の時代とは何だったのか(その一~六)/次の世に伝えたいこと(その一~六)/昭和からの遺言/人は宇宙と同じ大きさになれる

あとがき 235

まえがき
 この本は、最初は小説として書くつもりだった。昭和史において、もしも天皇が史実とは異なる行動をとって、無謀な太平洋戦争に突入するのを回避していたら、日本の今はどうなっていたかを想像してみたかった。

 第二次世界大戦をヒトラーのドイツに任せて中立を守っていれば、ドイツは遅かれ早かれ敗退し、日本はアメリカに対して「絶対に戦わない」という保障を与えるだけで、生存に必要な程度の譲歩は引き出すことができたろう。その場合は、中国大陸への権益はほとんどそのままで、日本海軍は無傷のまま西南太平洋を支配していられた。朝鮮も台湾も千島列島も南洋群島も、もちろん日本の領土である。この状態で第二次世界大戦後を迎えたら、日本は戦後世界で大きな発言力を持つことができたに違いない。

 ただし、二度にわたった世界大戦への反省は不徹底に終って、国連憲章のような不戦の誓いを、世界共通の認識にするまでにはならなかったかもしれない。民族自決の権利や、戦争による領土拡大禁止の原則は、一応は確認されただろうが、アジア解放を国是としていた日本が、素直に大陸から兵を引いたとは思えない。日本の存在は、新しい不安要因として、二十世紀後半の世界に影を落とした可能性がある。

 このとき日本に「名君」がいて、アジア諸国の独立を助けることに徹した上、決して武力に訴えることなく、先進諸国の信頼も集めて「国際連盟」を進化させた「国際連合」創設の中心メンバーとなり、現在の世界と接続させるといった「あらすじ」を、漠然と考えていたのだった。ところがこの構想には無理が多すぎた。朝鮮の独立はまだしも、千島や台湾を失ったことの説明が難しい。

 書き始めてすぐ、昭和史を教訓として未来へ残すには、敗戦までの歴史的事実に手を加えるべきではないと気がついた。むしろ学校教育でも現代史の部分が貧弱と言われている中で、若い世代が半日で読める程度の長さにまとめておくことに意義があると思い直した。この目的変更は、ブログへの連載形式で書いている途中で進行し、私は一日ごとの苦しい切り抜けで「自分は何のために書くか」を悟ったと言ってよい。

 しかしこれは史実そのものの抜き書きではない。かつて国の総力を挙げて誤った道へ踏み込んだ愚行を、絶対に二度と繰り返すことなく、その教訓を世界人類の未来に生かすための「祈りの書」である。その祈りに力を与えるために、私は日本の国にしかいない高貴な人の立場を借りたいと思った。

 だからこの部分については、これはフィクションである。私たちは想像の翼によって「もう一つの平和な世界と宇宙」に向かって行くこともできるのだ。


思い出すこと

 大学の同期生が集まる同窓会に行くと、今でも「あの人」のことが話題になる。「あの人が出てきて天皇陛下って言われると、今でも違和感があるわね」というわけだ。あの人は、私たちにとっては「皇太子」か「殿下」か「チャブさん」だった。私たちは英文科で、皇太子さんは政経学部だから学部は違うのだが、教養課程では同じ科目を取ることもあった。それに、英文科は学習院の女子部からきた女子も多いから、なぜか皇太子さんと親しげに会話する人もいた。学内にいる限り「あの人」は、ちょっと気になる同期生の一人という位置づけだったと思う。

 皇太子さんの身辺には常に数名の「ご学友」がいたようだが、SPなど特別な警備がついている気配はなかった。私たちは特別なご学友でもないから、 あまり気にせずに、 出会っても自然体でいるのがいいというのが、暗黙の合意だったような気がする。それは先生も同様で、戦後に皇室のために尽力したと言われるブライス教授も、授業の終りぎわの雑談で「これからクラウン・プリンスの家庭教師に行くが、このままノーネクタイで行く」と言っていた。詩心に飾りは不要という話のついでだった。

 そんな中で、 私にも一つの思い出話ができた。昼休みに卓球場で英文科の女子と打ち合っていたところ、受け損なって後ろへそらした球を、ワンバウンドで受けてスマートに投げ返してくれた男子がいた。「どうも」と会釈して顔を見たら、皇太子さんだったので一瞬驚いた。知らぬ間に後ろで次の番を待っていたのだ。そのとき、近くにいた「ご学友」らしい一人が、ニヤリと笑顔を見せたのが記憶に残っている。

 それだけのことで自慢にするわけもないのだが、皇太子「殿下」がその瞬間、ごく自然に反応して親切を示して下さったことについて、温かいものを感じたのは事実である。私は父から「建世」と名づけられていた。満洲国建国の翌年に生まれたから、国よりも大きくしたという説明だったが、やや重荷な名前ではあった。その影響かどうかは知らないが、少年期に「自分が天皇だったら」という空想をしたことはある。それ以来、天皇の名において行われた悪を憎むことはあっても、天皇に悪意を抱いたことはない。

 英文科の同窓会では、冒頭の話題が出てくると、決まって次のような流れになって終るのだ。「あの人を見ていると、自分が年をとるのもしょうがないと思うのよね」と。だが、私たちには、人類最後の世界戦争を見てきた者として、恒久平和の価値を間違いなく次の世代に伝えておかないと、死んでも死に切れない思いがある。その思いを、「あの人」の立場で代弁するように書いてみたらどうなるのだろう。あのときの「殿下」は、今も同じように穏やかな顔で許して下さらないだろうか。

著者プロフィール
志村建世(シムラタケヨ)
1933(昭和8)年生れ、東京都北区出身。現在、東京都中野区在住。
会社役員、作詞家、映像作家、エッセイスト、元NHKテレビディレクター「みんなの歌」「われら10代」等を担当。元野ばら社編集長。

著書に
『詩集 愛それによって』(1974年 日教研)
『おじいちゃんの書き置き』(2005年 碧天舎)
『あなたの孫が幸せであるために』(2006年 新風舎)
『少国民たちの戦争』(2010年 社会批評社)
JASRAC(日本音楽著作権協会)会員(作詞)

「志村建世のブログ」http://blog.livedoor.jp/shimuratake...
自宅メール shimura@cream.plala.or.jp
 

今日の「サンヤツ」

 投稿者:小西 誠  投稿日:2015年11月 1日(日)13時57分51秒
返信・引用 編集済
  社会批評社の新刊が、リンクから購読可能です。

「今日のサンヤツ」

■2015年10月25日掲載  朝刊/読書面の小枠出版広告 東京本社版 社会批評社

問う! 高校生の政治活動禁止: 18歳選挙権が認められた今
火野葦平戦争文学選 第1巻 土と兵隊 麦と兵隊
火野葦平戦争文学選 第2巻 花と兵隊
火野葦平戦争文学選 第3巻 フィリピンと兵隊
火野葦平戦争文学選 第4巻 密林と兵隊
火野葦平戦争文学選 第5巻 海と兵隊 悲しき兵隊
火野葦平戦争文学選 第6巻 革命前後(上巻)
火野葦平戦争文学選 第7巻 革命前後(下巻)
自衛隊 この国営ブラック企業: 隊内からの辞めたい 死にたいという悲鳴
シンガポール戦跡ガイド

http://book.asahi.com/sanyatsu/AD/intro/ADTLM20151025204.html

 

新刊『問う! 高校生の政治活動禁止』の発行のお知らせ

 投稿者:小西 誠  投稿日:2015年10月22日(木)14時17分10秒
返信・引用
  新刊のご案内です。どうぞよろしくお願いします。

本日、ネットで発売(書店では10/24から27日発売)

*『問う! 高校生の政治活動禁止―18歳選挙権が認められた今』
久保友仁・小川杏奈・清水花梨(制服向上委員会)/編著
四六判 220頁 並製 定価1,800円+税(送料・手数料無料)

●1969年、旧文部省が「学園闘争」下で「高校生の政治活動の全面禁止」にした「69通達」ーこれで高校生たちは、政治的無関心と学校管理の下におかれた。だが今、18歳選挙権の導入の中で、文科省はその見直しを進めているが、しかし、再び高校生たちの「政治活動に制限」をかけようとしている。

●本書は、在学時から、その文部省下の高校生たちの基本的人権の剥奪を国連に訴え続けてきた、著者の行動の記録であり、「69通達」の全面撤廃・「高校生の政治活動の完全自由」の論議を記した記録である。

●そして、この「69通達」を実際上、行動で打破しているのが「社会派アイドル」制服向上委員会の挑戦だ。本書には小川杏奈(3代目会長)など
が、高校生たちの政治活動の自由の経験と意義を寄稿。


目 次
はじめに 6

第一章 制服向上委員会の挑戦――中高生「社会派アイドル」の経験から 11

・一人ひとりが自分の意見を持てる社会に 13
小川杏奈(制服向上委員会3代目会長・大学3年生)

・未来にとって良くないことは良くない 20
清水花梨(制服向上委員会10代目リーダー・大学1年生)

・政治について発信することが未来を変える 27
橋本美香(制服向上委員会名誉会長)

・私が想う学校、社会、日本、世界そして個人について 29
高橋廣行(制服向上委員会プロデューサー)

●インタビュー 31
小川杏奈(会長)
清水花梨(10代目リーダー)
司会 久保友仁

第二章 「高校紛争」と「69通達」 57
1、高校紛争前史――教育基本法制定から60年安保まで 58
2、高校紛争はいつ起きたのか 70
3、高校紛争は何を訴えたか 74
4、学芸大附属高校(東京)の事例 88
5、判例から読む高校紛争 95

第三章 「69通達」と教育基本法・子どもの権利条約 111
1、今日も生きている「69通達」 112
2、教育基本法は高校生の政治的活動を禁じ得るか 115
3、子どもの権利条約批准で問題となった「69通達」 126
4、条約実施状況に関する初回審査で既に問題視されていた 131
5、国連委員会が是正勧告を明示した第2回報告審査 142
6、第3回報告審査も行われたが 150

第四章 18歳選挙権と「69通達」 157
1、公選法改正案提出まで 158
2、衆議院「一部を見直すんじゃなくて廃止すべき」 162
3、参議院「通達の撤回というものは当然だ!」 182
4、18歳選挙権法案成立のその後 191

あとがき 197
 

新刊『昭和天皇は戦争を選んだ!』を6/15に全国書店発売

 投稿者:小西誠  投稿日:2015年 6月12日(金)14時00分29秒
返信・引用 編集済
  社会批評社の小西です。
BCCでお知らせしています。重複をご容赦ください!

6/15全国書店で、
新刊『昭和天皇は戦争を選んだ!ー裸の王様を賛美する育鵬社教科書を子どもたちに与えていいのか』(本体2200円、送料・手数料無料)を発 売します。
ぜひ、御購読をお願いします!

●下記のアドレスから目次・推薦文・表紙などがご覧になれます。
 http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-907127-14-5.html
  http://www.maroon.dti.ne.jp/shakai/

●昭和天皇の、満州事変から死去するまでの戦争犯罪行為について、育鵬社歴史教科書の昭和天皇賛美コラム「国民とともに歩まれた生涯」を基礎に、それが真っ赤なウソであることを徹底的に証拠(一級史料)を上げて証明しています。

●そして「日本は侵略していない、アジア解放の戦争をした」とするこの育鵬社版歴史偽造教科書は、安倍首相の肝いりで今夏、全国に広げられようとしており、その徹底批判が急務となっています。

●本書には、高嶋伸欣さん(琉球大学名誉教授)、鈴木邦男さん(一水会顧問)
 が推薦文をよせています。一部を紹介。

*鈴木邦男さん(一水会顧問)の推薦文
 これは怖い本だ。危険な本だ。感想や論評を求められた人も一瞬ギョッとして、尻込みするだろう。僕も気が弱いから、驚き、立ちすくんだ。出来ることなら、こんな危ない本にはかかわりを持ちたくない。でも、気になって仕方がない。どうして、こんな危ない本を書くのか。命が惜しくないのか。
それで読んだ。引き込まれて一気に読んでしまった。圧倒的な迫力と説得力がある。そして「憂国の書」だと思った。読むことを恐がり尻込みした自分を恥じた。

 タイトルが衝撃的すぎるのだ。挑発的だ。「昭和天皇は戦争を選んだ!」でも考えたらその通りだ。嘘ではない。国民も戦争を選んだのだ。どっちが、より主体的だったのか。それを巡って左右の激論が闘われてきた。(中略)
そのためにも過去の天皇依存の時代を冷静に知り、学び、反省すべきだ。なぜ、これほどまでに国民は天皇に寄りかかり、頼ってきたのか。それでいい点もあったろうし、まずかったこともあっただろう。それを冷静に見るべきだ。
そのことを知る上では、この本は一番の「教科書」になるだろう。その上で、天皇制をどうするかを考えたらいい。

*高嶋伸欣さん(琉球大学名誉教授)の推薦文
(前半略)2002年度用の扶桑社版『新しい歴史教科書』初版の段階から「昭天皇―国民とともに歩まれた生涯」と題した2ページコラムがすでに掲載され、内容もほとんど変わっていない。本書で厳しく指摘されているように、昭和天皇は敗戦が確実になっていた1945年2月14日に近衛文麿から迅速な停
戦交渉への着手を進言されながら、天皇制存続の1条件交渉が難しいとして却下している。

その後に天皇制存続容認の見通しを得られたとしてポツダム宣言受諾を「聖断」したのが、8月14日だった。それまでの6か月に東京大空襲や各地の空襲、沖縄戦、広島・長崎の被爆で多数の国民の命が奪われたことに、誰でも気付く。にもかかわらず、このコラムには「身はいかに なるとも いくさとどめけり ただたふれゆく 民をおもひて」との御製が掲載されている。2002年度版から10数年、今もこの白々しい御製を載せた教科書を毎年約4万人の中学生が使わされている。

 なぜこの不当な事態が改善されないのか。第1には安倍政権で勢いを増した歴史修正主義の蔓延がある。加えて、天皇特に昭和天皇批判に腰が引けているマスコミや社会全体の「不愉快で不健全な風潮」がある。そうした風潮に敢然として「異議あり!」の声を挙げた増田都子氏による本書出版の意義は極めて大きい。増田氏に続く人の出現を期待し、少しでも多くの人々が本書に学ぶことを望んでやまない。

http://gi-heisi.doorblog.jp/

 

新刊『声と音の聴診法―医療機器被曝による発がんリスクを防ぐ』の発行

 投稿者:社会批評社  投稿日:2015年 4月24日(金)18時16分25秒
返信・引用 編集済
  本日の全国書店発売の新刊です。どうぞよろしくお願いします。

*新刊『声と音の聴診法』(定塚 甫著)、本日全国書店にて発売!
定塚 甫著 本体2000円 四六判
詳細は次のサイトでどうぞ
 http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-907127-13-8.html
 http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shakai/top/shakai.htm

*聴診とは「医療の芸術」である!とする著者は、現在の日本の医学・医療が先端医療機器の依存に陥り、その結果、CTスキャンなどによる大量被爆状態にあるという。
*そして、今こそ「触診・打診・聴診・問診」などの、医師の原点に立ち返った診療を提案する。
*新聞報道でも明らかなように、日本は先進国で最大の「医療被曝大国」だ! この国民の健康を凄まじい危険に陥れている医学・医療の危機に、今、警鐘を鳴らす!

目 次
はじめに 6
第1章 患者の声を聴く聴診とは 11
その一 診察室への迎え入れ 11
その二 患者さんの声を聴く準備を表現する 17
その三 診察室での接遇と聴診 17
その四 患者さんの訴えを傾聴する「聴診」を始める 21
その五 自分が患者になった時――診察が始まる 22
その六 再び、診察室での診察 25
その七 現実の診療と診療録(電子カルテ) 27
その八 本来の聴く診療(このようにありたい診察での応対) 30
聴診(内診)の進め方/病歴の聴診/医師から患者へのオリエンテーション/医師の行う聴診(問診)の重要 性/既往歴・家族歴・遺伝歴・体質の聴診の仕方/既往歴/家族歴/家族歴の聴診/社会歴・社会的プロフィールの聴診/日常生活状況についての聴診 その九 患者の声を聴く 聴診のまとめ 99

第2章 先端医療機器依存に陥る日本の医学医療の危機的状況 111
その一 先端医療機器導入による医学医療の変化と患者の被爆被害 111
――日本で聴診など身体に触れる診療が軽んじられるようになった歴史
その二 日本独特の臨床医療評価(欧米との医療行為への評価の違い) 116
その三 日本の医療評価の特殊性 123

第3章 医師の基本的臨床医学への取り組み姿勢の変化 127
その一 臨床医学・医療の基本的取り組みについて 127
の二 医師にしか見ることの出来ないはずの臨床像 133
その三 基本的診療法から診断へ――触診・打診・聴診 134
その四 聴診と触診の並行 140
1 頭部の診察/2 頚部の診察/3 胸部の診察/4 腹部の診察/5 お臍から下の真ん中の診察/6 外生殖器の診療

第4章 現代的臨床知験 171その一 女性恐怖・接触不安の男性と少子化 171

おわりに――医師に願う 177

●参考文献 194

http://www.maroon.dti.ne.jp/shakai/

 

(無題)

 投稿者:自衛官人権ホットライン  投稿日:2015年 4月12日(日)13時39分14秒
返信・引用
  14社共同・沖縄ブックフェア開催中

http://gi-heisi.doorblog.jp/

 

(無題)

 投稿者:自衛官人権ホットライン  投稿日:2015年 4月12日(日)13時36分57秒
返信・引用
  日刊ゲンダイに紹介されました。拙著『自衛隊 この国営ブラック企業』も紹介!

http://gi-heisi.doorblog.jp/

 

*戦後70年、小社が贈る壮大な戦争文学「火野葦平 戦争文学選」全7巻の復刊! 

 投稿者:自衛官人権ホットライン  投稿日:2015年 2月16日(月)14時39分37秒
返信・引用
  社会批評社の小西です。

新刊『フィリピンと兵隊』火野葦平著のご案内です。
*本日、第3巻『フィリピンと兵隊』(本体1500円)の発売です!
 どうぞよろしくお願いします。

●戦後70年、小社が贈る壮大な戦争文学「火野葦平 戦争文学選」全7巻
 の復刊!
 ーーあのアジア・太平洋戦争とは何であったのか? いま問い直し、後
世に伝える!
●火野葦平の、アジア・太平洋戦争への従軍の中では、中国戦線につづく戦
場の記録。「土と兵隊 麦と兵隊」などの著作と同様、このフィリピンでも著
者は「兵隊目線」から戦場の出来事を淡々と記録する。

●1941年、日本軍の侵攻に対しフィリピン人は、宗主国アメリカと共同し
て日本軍に抵抗し戦う。また、アジア・太平洋戦争の戦時中も、激しいゲリ
ラとなって日本の占領に抵抗。この日本軍へのゲリラ的抵抗、そしてフィリ
ピンにおける日本軍占領の実態は、今日まであまり伝えられていない。
火野葦平は、作家の目からこの占領の実態まで抉り出す。

●目次・解説・表紙などは下記からご覧下さい。

http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-907127-12-1.html

火野葦平戦争文学選 全7巻
********************************
●第1巻 『土と兵隊  麦と兵隊』本体1500円*日本図書館協会選定図書
●第2巻 『花と兵隊』本体1500円
●第3巻 『フィリピンと兵隊』本体1500円
●第4巻 『密林と兵隊』本体1500円   *日本図書館協会選定図書
●第5巻 『海と兵隊  悲しき兵隊』本体1500円
     *日本図書館協会選定図書
●第6巻 『革命前後(上巻)』本体1600円
●第7巻 『革命前後』(下巻)』本体1600円
********************************
●フィリピンと兵隊 目 次

兵隊の地図  5

木の葉虫   127

鎖と骸骨   139

白 宮 殿  185

編集部解説  202

**********************************

http://www.maroon.dti.ne.jp/shakai/

 

立ち読みが出来ます。

 投稿者:小西誠  投稿日:2014年10月24日(金)15時27分3秒
返信・引用
  「ネット上では、本の目次やまえがき、本文が立ち読みできないから、買うのにちゅうちょする」という方々のためにー、
新刊『自衛隊 この国営ブラック企業』の「立ち読み」ができるようにしました。
下記から「はじめに・目次・プロローグ」が立ち読みできます。明日、全国書店発売です。どうぞよろしくお願いします。
http://www.maroon.dti.ne.jp/shakai/jsdf-black-tachiyomi.pdf

http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-907127-11-4.html

 

新刊『自衛隊 この国営ブラック企業―隊内からの辞めたい 死にたいという悲鳴』の発行のお知らせ!

 投稿者:小西誠  投稿日:2014年10月16日(木)16時58分7秒
返信・引用
  自著の宣伝になりますが、僕らが運営している「自衛官人権ホットライン」に寄せられた自衛官たち声(約60人)を中心にまとめたものです。どうぞよろしくお願いします
(転載歓迎です)。

新刊『自衛隊 この国営ブラック企業』発行のお知らせです。(シェア歓迎です)。
  *小西  誠著/四六判並製 227頁 本体1700円
   明日、ネット直販発売(全国書店発売は10/25です)
  *shakai@mail3.alpha-net.ne.jp
  *直販サイトhttp://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-907127-11-4.html
  *http://www.maroon.dti.ne.jp/shakai/

●パワハラ・いじめが蔓延する中、多数の現職自衛官たちから届く「辞めたい 死にたい」という凄まじい悲鳴― 今、そのおぞましい自衛隊内の実態が、初めて抉り出される!

●AKB48と萌えキャラに騙されて入隊したが……そこは「24時間勤務態勢」の下、「雇い止め」サービス残業」が横行する元祖「ブラック企業」だった!

●集団的自衛権行使の閣議決定を行った自衛隊の最高指揮官・安倍首相は、この自衛官たちの、本当の声を聞いたことがあるのか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
目  次
はじめに    2

プロローグ
   ――インターネットで告発する自衛官たち    9
「ガムテープのミイラのような姿」の遺体    9
現職幹部自衛官がパワハラを告発    12
幹部自衛官の2人目の自殺を目撃    16
パワハラ副隊長には何のおとがめもなし    17
「自衛官人権ホットラインの相談室」へ告発    18

第1章 辞めたい、死にたい自衛隊    21
   ―― 「自衛官人権ホットライン」に届く自衛官たちの悲痛な声
パワハラが爆発的に蔓延する隊内    21
海自を始め全自衛隊に蔓延するパワハラ    27
自衛官家族からの訴えの増大    30
営内班にはびこるいじめと暴力    36
自殺に追い込まれる隊員たち    42
辞めたいのに辞めさせない!    49
セクハラは果たして減ったのか?    54
なぜ自衛隊でパワハラ・自殺は深刻なのか?    56
危惧する元自衛官たち    64

第2章 AKB48と萌えキャラに騙されて入隊    67
    ―― かつては「地連」に騙されて入隊したが……
AKB48を使ったコマーシャル    67
危機に瀕する自衛官募集    69
パワハラ・いじめ・暴力の横行     73
未だセクハラの蔓延する隊内    79
自衛隊は「大人の幼稚園」    83
プライバシーのない隊内生活と規律    86
人格が崩壊する自衛隊生活    92
「国営ブラック企業」と呼ばれ始めた!    98
幹部自衛官の苦言・提言    101
元自衛官たちの提言    104
マスメディアが甘やかす自衛隊    108

第3章 自衛隊は元祖「ブラック企業」だった    110
   ―― 再任拒否・残業代拒否ばかりか訓練死―自殺が常態化
一般隊員は「契約社員」    110
残業代なしの24時間勤務態勢   114
仕事も生活も監獄並みの拘束      116
訓練・リンチによる死と殉職   120
自殺者の増大を放置する防衛省    124
イラク派兵と自殺者増大    130
自衛官だけに課せられた賭命義務    133
防衛省・自衛隊を訴える隊員家族ら    138

第4章 田母神的トンデモ人格を造る自衛隊教育    147
    ―― 旧日本軍以来の訓育と精神教育による「洗脳」
自衛隊的「兵士」の造り方    147
兵士造りの要は「命令への絶対服従」    151
危機に瀕する防衛大学校    154
全校で保険金詐欺が横行する防大    157
はびこる防大のリンチ・いじめ事件    159
田母神ショウグンのトンデモ語録    163
「UFOが原発危機を救った」という防大出身幹部    168
「少年自衛官」たちの危機    172
不祥事=刑事犯罪が多発する自衛隊    177

第5章 マスメディアが報じない自衛隊の実態    181
    ―― 繰り返される「脅威論」の虚構
中国の防空識別圏設定で無知をさらす国会とマスメディア    181
制服組主導の「尖閣」上陸作戦の秘密教範    187
シビリアン・コントロールの崩壊    192
「テロ脅威論」に屈服するマスメディア    196
「想定外」の自衛隊の原発災害出動    204
原発55基も抱えて「日本防衛!」は可能だったのか?    209
日米豪の集団的自衛権による日本の「砲艦外交」     214

結語 自衛隊はどうあるべきか?    219
資料 自衛官の懲戒処分者などの件数      226

http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-907127-11-4.html

 

新刊『海と兵隊 悲しき兵隊』の発行

 投稿者:小西誠  投稿日:2014年 8月 8日(金)15時56分59秒
返信・引用
  社会批評社の小西です。
新刊のご案内です。どうぞよろしくお願いします。

●火野葦平 著『海と兵隊 悲しき兵隊』(火野葦平 戦争文学選第5巻)の刊行
 http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-907127-09-1.html

●8/11全国書店発売!
 本体1500円+税 本文202頁 四六判並製 ネット直販では本日発売です。

●『土と兵隊 麦と兵隊』(第1巻)『花と兵隊』(第2巻)に続く、中国戦線―広東上陸作戦を描く「海と兵隊」、そして、敗戦で打ちひしがれた兵隊たち―傷痍軍人の苦悩を描く「悲しき兵隊」を所収。

●小社は、来年の戦後70周年を祈念し、あのアジア・太平洋戦争を検証するために「火野葦平 戦争文学選」全7巻を刊行します! また、アジア・太平洋戦争の戦争の傷痕を訪ねる「戦跡ガイド」も刊行中です(『シンガポール戦跡ガイド』『グアム戦跡完全ガイド』『本土決戦 戦跡ガイド』他)。

●この「火野葦平戦争文学選」は、火野葦平が、アジア・太平洋戦争のほぼ全域に従軍し「土地と農民と兵隊」、そして戦争を描いた壮大なルポルタージュです。ここには、極限の兵隊と民衆―戦争の実相を描かれています。日本が誇る戦争文学の超大作で、これを後世に伝えたいと思います。

目 次
海と兵隊――広東進軍抄  5
悲しき兵隊――傷痍軍人たちの戦後  131
解  説――社会批評社編集部  198

【註】本書の底本は、火野葦平兵隊小説文庫『悲しき兵隊』(光人社)である。同書の中に「海と兵隊」は、「広東進軍抄」として収められているが、本書は原題の「海と兵隊」(1938~39年毎日新聞夕刊連載)に書名を戻し、合わせて「悲しき兵隊」を原題のまま収めた。
なお、本書には、今日からみると不適切とみられる表現が多々あるが、時代的な制約を勘案し、原作者の意思を尊重して原文のまま掲載した。

●戦後70周年を記念して「火野葦平 戦争文学選」全7巻を刊行!
 第1巻 土と兵隊 麦と兵隊(定価1620円)
 第2巻 花と兵隊(定価1620円)
 第3巻 フィリピンと兵隊(定価1620円・未刊)
 第4巻 密林と兵隊(定価1620円)
 第5巻 海と兵隊 悲しき兵隊(定価1620円)
 第6巻 革命前後[上巻](定価1728円)
 第7巻 革命前後[下巻](定価1728円)

●社会批評社編集部解説
http://www.maroon.dti.ne.jp/shakai/09-1.htm

http://gi-heisi.doorblog.jp/archives/27316757.html

 

埼玉県警 羽生警察署 警備課の巡査長 が証拠品の違法わいせつDVDを警察署内で複製、上司らに配布

 投稿者:課長らが「自分もほしい」などと言って複製を依頼  投稿日:2014年 8月 6日(水)22時08分16秒
返信・引用
  人権、職業倫理という言葉を理解できているのでしょうか。

最近のニュースによると、女性警察官採用・登用拡大計画がありますが、
受験を考えている女子学生とその親御さんは、埼玉県警という組織のこの実態をよく理解した上で受験を考える必要がありますね。


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埼玉県警 羽生警察署 警備課の巡査長 が証拠品の違法わいせつDVDを警察署内で複製、上司らに配布


□証拠品のわいせつDVD複写 巡査長懲戒免職 埼玉県警 [朝日新聞]

 http://www.asahi.com/national/update/0705/TKY200707050336.html


 埼玉県警羽生署警備課の巡査長(27)が証拠品のわいせつDVDをコピーし署員に配っていた問題で、県警は5日、わいせつ図画頒布と児童買春・児童ポルノ禁止法違反(提供)容疑で巡査長を書類送検し、懲戒免職にした。また、コピーを依頼した同課長(55)=同日付で依願退職=らを停職1カ月の懲戒処分とするなど、当時の上司ら計9人を処分した。

 調べでは、巡査長は2月下旬~3月上旬、証拠品として押収したわいせつDVDを勤務時間中に署内でコピー、課長と別の課の巡査部長(49)に計14枚を配り、別の警部補(36)にもパソコンに取り込むかたちで画像を提供した疑い。課長に配ったとされる9枚のうち1枚が児童ポルノだった。

 DVDは、同署が2月に群馬県内のわいせつDVD卸業者を、わいせつ図画頒布容疑で家宅捜索した際に押収。巡査長と巡査部長はDVDの検分を担当していた。

 コピーに使ったとされる複製機も押収品で、巡査長は自分用にも20枚ほどコピーしたという。警部補への提供が最初だが、それを知った課長らが「自分もほしい」などと言って依頼したという。

 巡査長を最も重い処分としたことについて、県警は「断ることも可能で、厳重に証拠品を管理していた部屋に入った責任は重い」とした。階級を利用した強制や金銭の授受はなかったという。

 高橋克郎・監察官室長は「職員がこのような恥ずべき犯罪行為を発生させたことは誠に遺憾。職員への職務倫理教養と証拠品のより厳格な管理を徹底し、県民の信頼回復に努めたい」などとコメントした。

▽関連記事



□押収DVD複製で巡査長ら書類送検 [日刊スポーツ]

 http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070705-222694.html

押収DVD複製で巡査長ら書類送検

 証拠品として押収したわいせつDVDを警察署内で複製、上司らに渡していたとして、埼玉県警は5日、わいせつ図画頒布と児童買春・ポルノ禁止法違反(提供)の疑いで、羽生署警備課の巡査長(27)を書類送検した。県警は同日付で巡査長を懲戒免職処分とした。

 巡査長に複製を依頼した同署警備課長の警部補(55)ら2人を停職1カ月の懲戒処分としたほか、当時の同署長の警視(57)ら7人を懲戒処分や内部処分とした。課長は依願退職した。

 調べでは、巡査長は2~3月、課長らに依頼され、同署がわいせつ図画頒布事件で群馬県内のDVD卸業者から押収した無修正わいせつDVD15枚分を署内で複製、課長らに渡すなどした疑い。課長が受け取ったDVDには児童ポルノも含まれていた。


http://www.asyura2.com/07/nihon26/msg/454.html


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以下参照
越谷警察署 署長 緑川清正 が女性を署長公舎に連れ込みチューして停職処分
http://ameblo.jp/koshigayamidorikawa/entry-11856058524.html

埼玉県警察女性警察官採用・登用拡大計画
http://www.police.pref.saitama.lg.jp/kenkei/soshiki/johokoukai/pdf/690.pdf#search='%E8%AD%A6%E5%AF%9F+%E5%A5%B3%E6%80%A7+%E7%99%BB%E7%94%A8'
埼玉県警 採用 倍率 採用試験 試験 男女共同参画 女性警察官  就活  公務員



埼玉県警 羽生警察署 警備課の巡査長 が証拠品の違法わいせつDVDを警察署内で複製、上司らに配布
課長らが「自分もほしい」などと言って複製を依頼
 

東京新聞へのコメント

 投稿者:小西誠  投稿日:2014年 7月 6日(日)13時29分40秒
返信・引用
  自衛隊の訓練 死亡事故率 消防の3倍
                     2014年7月6日 朝刊

 自衛隊員が訓練中に死亡する事故の頻度が、消防士の三倍、警察官の七倍以上に上ることが分かった。多くは持久走など体力的に厳しい訓練だが、北朝鮮の不審船対処で新設された任務に関する訓練もある。集団的自衛権の行使容認で、専門家は「訓練がより実戦的、過酷になる可能性がある」と指摘する。 (三浦耕喜)

 死亡事故件数について、社民党の照屋寛徳衆院議員が質問主意書でただし、政府が答弁書で明らかにした。答弁書によると、二〇〇四年度以降、今年五月までに、自衛隊で訓練に絡む死亡事故は計六十二件発生。同時期で警察官の死亡事故は九件、消防士は〇四~一二年度で十件あった。
 年平均の事故件数を各組織の定員で割った「事故率」を計算すると、十万人当たりの死亡事故は警察官〇・三二件、消防士〇・六九件に対し、自衛隊は二・二八件。警察官の七・一倍、消防士の三・三倍だ。

 防衛省がまとめた六十二件の内訳は、四十七件が陸上自衛隊、九件が海上自衛隊、六件が航空自衛隊で発生。状況別では、陸自では「持続走訓練中」が十八件と最多で、車両による事故が八件。その他「体力検定中」とする事故、スキー訓練中がそれぞれ四件あった。空自も「三キロ走」など走行訓練中が四件あり、墜落事故の二件を上回った。

 海自では航海中に行方不明になり死亡認定されたケースと、潜水訓練事故が三件ずつ。〇八年には、不審船への対処のため新設された海自の「特別警備隊」の要員を養成する第一術科学校で、格闘訓練中に隊員が死亡している。
 政府は答弁書で「訓練の内容だけが原因ではない」との趣旨の説明をし、体調不良など他の要因も考えられるとしている。防衛省は「隊員の生命を失うことにつながる事故は絶対に避けなければならない」(防衛白書)としながらも、「任務の多様化に対応した訓練の充実に努める」(同)との方針を示している。

 集団的自衛権の行使容認を受け、国連平和維持活動(PKO)参加時の駆け付け警護など新たな任務を想定した訓練が予想される。

*元自衛官で軍事評論家の小西誠氏(65)の話

 持久走中の死亡事故が頻発している点からは、倒れた場合の基本的な救命処置が十分できていないことがうかがえる。救命知識のある消防士に比べて三倍もの開きがあるのは、現場の指揮官に医学的な知識が足りないことを表している。

 そこまで無理をさせるのはなぜか。自分も経験し、今も多くの相談を受けているが、現場は根性論を強調する雰囲気が強い。精神を鍛えるとして、肉体の限界を度外視した訓練が行われやすい。旧軍の精神主義は今も引き継がれている。

 集団的自衛権の行使が容認されることで、訓練もより実戦化される。自衛隊が精神主義を引きずったまま戦争に向き合うとすれば、これほど恐ろしいことはない。

http://gi-heisi.doorblog.jp/archives/27316757.html

 

■社会批評社 新刊『シンガポール戦跡ガイド』発売のお知らせ

 投稿者:小西誠  投稿日:2014年 6月21日(土)14時49分25秒
返信・引用
  本日、ネット発売です(書店発売は6/26)。
どうぞよろしくお願いします。

目次
はじめに 2
 ■シンガポールの戦跡の歩き方 9
 ■地図 シンガポールの主要な戦跡地点 10

 第1章 市街地中心部の戦争の傷痕を歩く 11
      ―――「昭南島」と呼ばれた時代を知っていますか?
    ●都市国家シンガポール――その歴史と現在 12
    ●英軍司令部バトル・ボックス 16
    ●抗日の英雄・林謀盛記念碑 21
    ●復活したインド国民軍記念碑 22
    ●第1次・第2次大戦の戦死者を記念するセノタフ 23
    ●憲兵隊東支部記念碑と日本軍宣伝工作本部記念碑 24
    ●占領と大検証を伝える国立博物館・口述歴史センター 27
    ●日本軍が降伏文書を受理したシティ・ホール 28
    ●日本軍戦犯裁判が開かれたヴィクトリア・メモリアル・ホール 29
    ●戦争記念公園に聳え立つ日本占領時期死難人民記念碑 30
    ●チャイナタウンの大検証(粛正)検問所記念碑 34
    ■地図 シンガポール市街地の主な戦跡 36

 第2章 ジョホール・バル―シンガポール上陸戦の戦跡 37
    ●シンガポール上陸の攻撃拠点・ジョホール・バル 38
    ●サリンブン海岸上陸記念碑 42
    ●クランジ海岸の戦いの記念碑 45
    ●英軍の航空拠点テンガー・センバワン基地 47

 第3章 激戦地ブキ・ティマに残る兵どもが夢の跡 49
    ●シンガポールの最も髙い山・ブキ・ティマ攻防戦の記念碑 50
    ●激戦地に残されたトーチカ――サイムロード・ピルボックス 53
    ●住宅街にひっそり佇むチャンセリー・レーンのトーチカ 56
    ●「昭南神社」が建てられていたブキ・バト記念碑 58
    ●英軍降伏の地・旧フォード工場記念館 60

 第4章 日英軍の最後の激戦地パシル・パンジャン 65
    ●もう一つの激戦地、パシル・パンジャンの巨大トーチカ 66
    ●ブキ・チャンドゥ回想館 70
    ●日本軍を悩ませた堅固な要塞・ラブラドル砲台 73
    ●アレクサンドラ病院記念碑 84

 第5章 無用の砦になってしまったセントーサ砲台 85
    ●シンガポール最大の要塞・シロソ砦 86
    ●砦の上で迎える巨大砲3門 90
    ●砲撃指揮塔と戦闘シーン 94
    ●日本軍艦艇を撃沈した6インチ砲 98
    ●展示室「シロソ砦の歴史の足跡」 102
    ●占領の間の展示 105
    ●「降伏の間」・将軍たちの蝋人形 106
    ●シロソ砦の地下トンネルと各種砲 110
    ●セントーサ島のビーチに佇むトーチカ 116

 第6章 英軍最後の航空基地となったカラン・エアポート 123
    ●民間空港だったカラン飛行場 124
    ●空軍力を強化するシンガポール軍 130

 第7章 捕虜たちが収容された英軍の要塞・チャンギ 133
    ●日本軍を悩ませたもう一つの要塞・チャンギ砲台群 134
    ●英軍の捕虜たちが収容されたチャンギ博物館 136
    ●美しい海岸の墓標――チャンギ・ビーチ記念碑 139

 第8章 戦争で斃れた兵士たちの眠る記念碑 143
    ●英軍のクランジ戦争共同墓地1939―1945 144
    ●処刑された日本軍将兵たちを埋葬する日本人墓地公園 148
    ●からゆきさんたちの小さな墓標 152

 第9章 解説 日本軍のマレー・シンガポール侵攻と占領 155
    ●アジア・太平洋戦争の開戦 156
    ●日本軍のマレー半島上陸作戦 158
    ●日本軍の奇襲成功と英軍の作戦 162
    ●英東方艦隊の壊滅と日本軍の制海権・制空権確保 164
    ●ジットラ攻防戦と銀輪部隊 166
    ●英軍のシンガポール防御態勢 170
    ●日本軍のシンガポール攻撃態勢 173
    ●英軍の降伏の結果 178
    ●シンガポール占領と軍政 180
    ●華人大検証(大虐殺)とは? 183
    ●シンガポール軍事法廷での処刑 192

http://gi-heisi.doorblog.jp/archives/27316757.html

 

新刊『革命前後』(上下巻)のご案内

 投稿者:小西誠  投稿日:2014年 3月27日(木)13時38分3秒
返信・引用
  新刊のご紹介です。どうぞよろしくお願いします。

*火野葦平著『革命前後』(上下巻)の発売

*火野葦平「兵隊三部作」に続いて復刊!
 四六判並製 上巻291頁・下巻297頁 各巻本体1600円(上下巻・同時発売中)

●「遺書」となった火野葦平「戦争文学」最後の大作。原稿用紙一千枚がいま、甦る!
 ―敗戦前後の兵隊と民衆の実相……そして、戦争責任に苦悩する自らの 姿を描く。
 著者は本書の初版発売、1週間前に自死……全編が文字通りの遺書となった。
 NHKスペシャル「従軍作家たちの戦争」他で繰り返し報道され、反響は今も拡がる。

●ご注文は、ネット他全国書店でどうぞ!
 版元ドットコム・上巻 http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-907127-06-0.html
 下巻 http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-907127-06-0.html
 社会批評社サイト http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shakai/top/shakai.htm
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
目次

上 巻(第一章~十八章)5

著者あとがき  283

著者 遺書  287

社会批評社編集部 解説  288
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
下巻(第十九章~三十六章)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

●著者あとがき(中央公論社版)

ひとつの作品を書き終えて、涙をながすということはめったにあるものではありません。また、
そんなことは自慢にはならず、かえって笑われるにすぎないかも知れませんが、私はこの「革命
前後」の最後の行を書いてペンをおいたとき、涙があふれて来てとまらなかったことを、恥かし
いけれども告白します。奇妙なことに、フィナーレは、墓場で仲間たちがゲラゲラ笑う場面で
あるのに、これを書く私の方は泣いていました。

元来、感傷癖が強く、それが自分の欠点だとハッキリ知っていながら、性格はどうにもならない
ものでしょうか。作品を書く場合、私の悪癖をおさえるのにいつも苦労します。同時に、正直で
ありたいとも考えていて、その悪癖をいつか露呈してしまいます。とにかく、作品を書き終えて
涙をながしたのは、終戦後、「青春と泥濘」「花と竜」に次いで、三度目の経験でした。

それはいうまでもなく、自分がいつかは書きたい、書かなければならぬと考えつづけて来た題材と
テーマとを、とうとう書いたというよろこびから来るものでありまして、いま、「革命前後」を書き
終えてホッとしています。しかし、もちろん、それはこの作品が傑作であるという意味ではありま
せん。それどころか、不備だらけで、たくさん大切なことを書き落していますし、不充分なことは
作者自身がよく知っております。ただ、私は私流に、嘘をつくまいと考えて、身体をぶっつけるよ
うにして書きつづけ、ともかく、千枚に近い作品になったことで満足しているだけであります。

太平洋戦争の敗北は、日本人にとって大きな悲劇でしたが、この経験を日本人はけっして忘れては
ならないと、私は考えつづけて来ました。そして、私自身は、作家として、人間として、日本人と
して、どうしても敗戦前後のことを作品に書かなければならないと思いつづけて来ました。以前に
も、若干、終戦後の混乱について、短篇で触れたことがあります。「夜景」「追放者」などの作品で
す。また、今度のテーマである西部軍報道部に関しても、「盲目の暦」の題下にすこし書きはじめた
ことがありますが、中断して果しませんでした。

今度、「中央公論」で、貴重な誌面を提供して下さって、「革命前後」として完成したことは感謝の
他はありません。実は、「中央公論」昭和三十四年五月号から百枚ずつ四ヵ月という連載の約束では
じめたのですが、書く以上はお座なりを書きたくはなく、力をこめて書きすすめていましたとこ
ろ、「中央公論」編集部の方から、十二月号まで誌面を解放するので、九月号からは毎号百五十枚ず
つでも存分に書くようにといってくれ、うれしいことに思いました。しかし、十二月号まで書いて
みると、最後の方はまだ一杯、書きのこしたことがあるようです。でも、とにかく、これで完結と
いたしました。

昭和二十三年六月二十五日、私は、尾崎士郎、林房雄、その他の諸兄とともに、文筆家追放処分を
受けました。そして、二十五年十月十三日、パージを解除されましたが、その間の事情は「追放
者」に書きました。「夜景」には、太平街建設問題がとりあげられていますが、その中の一節、深
夜、酔っぱらい電車に乗るシーンは、「革命前後」に再録いたしました。

この作品を書くために閉口したのは、ほとんどのモデルが実在していることです。しかし、実録で
もルポルタージュでもなく、小説ですから、登場人物には、五、六人、仮空の人物も加え、かなり
のフィクションがまじえてあります。「麦と兵隊」や「土と兵隊」にも、私はフィクションを織りこ
みました。もちろん、虚構の真実を信じての文学的作業でした。しかし、「革命前後」を気に入らな
かったモデルもたしかにあったでしょう。個人的感情をまじえないよう気をつけたつもりですが、
おわびの他はありません。また、いっそ実名にしたらというすすめもあったのですが、あくまでも
小説としてのたてまえから、明瞭な者を除いて、やはりみな仮名にいたしました。高田保氏とすぐ
にわかる高井多門も、中山省三郎と知れる山中精三郎も実名にはしませんでした。すくなくとも、
「革命前後」の中では、高井多門は高田保ではなく、やはり高井多門であるからです。作中の高井
の数通の手紙ももちろん私が作ったものです。登場するそれらしい大物のモデルたちも、作家とし
ての私の勝手な描写を海容下さらば幸甚です。

幸い、連載中も、完結後も、いろいろな反響があって、書き甲斐があったと思いました。河上徹太
郎氏が、文芸時評で早速とりあげてくれ、「作者の意図はこの一篇で達せられたといえよう。再度の
誤解をおそれず、客観的にも、主観的にも、これを書くべき時期に来たことはたしかである」と評
してくれたのはありがたいことでした。また、若い批評家では、村松剛氏が、昨年度の問題作とし
てとりあげてくれ、「敗戦前後の混乱期を背景に、そういう彼の苦悶を、何の虚飾もなく、率直に物
語り、かつ告白しようとしたのがこんどの小説なのであって……つまり一口にいって、悔恨と怒り
とのどす黒いカタマリであり、そのカタマリをなんとかして自分の中から掘り起こしておきたいと
いう作者の情熱は、ぼくらの心をゆさぶらずにはおかないのである」と評してくれたのもうれしく
思いました。

いずれにしろ、私は、毀誉褒貶はともあれ、この「革命前後」を書きあげたことに或る満足をおぼ
えています。時代の流行や風潮の目まぐるしさには、いつも背を向けるようにしながら、やはり、
時代におくれないように心がけながら、私は私流の道を歩いて行く他はありません。また、「革命前
後」が、「麦と兵隊」以来、私の著書を、もう二十冊以上も装釘して下さった中川一政画伯の装釘
で、中央公論社から出版されることもよろこびです。
                 昭和三十五年元旦 九州若松にて
                                   火野葦平

http://gi-heisi.doorblog.jp/archives/27316757.html

 

お知らせーーNHK【ETV特集】戦場で書く~作家 火野葦平の戦争~

 投稿者:小西誠  投稿日:2013年12月 8日(日)13時37分52秒
返信・引用
  日中戦争から太平洋戦争の時代、作家・火野葦平が戦場で克明に記した20冊に及ぶ従軍手帳の全貌が明らかになった。
北九州市若松の石炭荷役労働者・組頭の家に生まれた火野は、庶民への眼差しを生涯手放さなかった作家であった。出征前に発表した「糞尿譚」で芥川賞を受賞し、前代未聞の戦場での授賞式に望んだ火野。陸軍報道部員に抜擢され、戦場で書いた「兵隊三部作」は、大ベストセラーとなり、一躍国民的作家となる。

日中戦争では、杭州湾上陸作戦から、南京、徐州へ。太平洋戦争では、バターン(フィリピン)、インパール・・・激戦地に従軍。フィリピンでは宣撫工作に携わり、大東亜共栄圏の理念をフィリピン人捕虜に説き、南京で開かれた大東亜文学者大会の主要メンバーともなった。
一方で、陸軍の検閲が火野のペンに加えた制限は、大きなものであった。近年公開された父親宛書簡には戦時中公表できなかった中国兵殺害の事実がつづられていた。インパールでは、補給を無視した作戦で多くの兵士が餓死。火野は軍の作戦に疑問をふくらませていった。

敗戦後火野は、戦争協力者として公職追放となる。その後、中国を訪れた火野は、おのれの戦争責任を見つめ、『革命前後』を執筆。昭和35年、53歳でみずから命を絶った。
残された従軍手帳をもとに火野葦平の軌跡を見つめ、作家と戦争の関わりを考える。

出演:浅田次郎(作家、日本ペンクラブ会長)、中村哲(医師、火野葦平の甥)ほか
語り:西島秀俊 朗読 古舘寛治
(内容時間 89分)

NHK【ETV特集】戦場で書く~作家 火野葦平の戦争~ 2013年12/7(土)夜11時30分、再放送:2013年12/14(土)午前0時45分(金曜深夜)
www.nhk.or.jp
「ETV特集」は毎週土曜日よる11時から教育テレビにて放送。ひとつのテーマ

http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shakai/top/shakai.htm

 

電子ブック版『自衛隊マル秘文書集』の発行

 投稿者:小西誠  投稿日:2013年10月19日(土)14時08分46秒
返信・引用
  *秘密保護法が作られたら間違いなく著者も、出版社も逮捕・投獄される本!

■『自衛隊マル秘文書集―情報公開法で捉えた最新自衛隊情報』
 小西誠編

最新の自衛隊情報を情報公開法で捉えて解説。冷戦後の自衛隊は、大規模侵攻を想定したものから対テロ・ゲリラ戦へ全面的に移行した。この実態を軍事批評家の著者が自衛隊のマル秘文書29点を駆使して解説。

・電子ブック版 http://www.amazon.com/dp/B00FZRUQXY
・ペーパーバック版 http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-916117-57-1.html

http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shakai/top/shakai.htm

 

電子ブック版『公安調査庁マル秘文書集』発行

 投稿者:小西誠  投稿日:2013年10月19日(土)14時06分2秒
返信・引用
  *秘密保護法が作られたら間違いなく著者も、出版社も逮捕・投獄される本!

*電子ブック『公安調査庁マル秘文書集―市民団体をも監視するCIA型情報機関』$6

●市民オンブズマン、アムネスティ、環境保護団体など、あらゆる市民・住民団体、社会・経済・労働団体を監視する公安調査庁の実態を、その未公開マル秘文書52点暴露する。
同時に、共同通信社などメディアに莫大な資金を投じて介入する内閣情報調査室の実態も解明。

・電子ブック版 http://www.amazon.com/dp/B00FZH18M2
・ペーパーバック版 http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-916117-43-4.html

http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shakai/top/shakai.htm

 

志村建世著の電子ブック限定版(アマゾン)発売

 投稿者:小西誠  投稿日:2013年10月18日(金)11時55分44秒
返信・引用
  おじいちゃんの書き置き―21世紀を生きる君たちへ


●昭和一ケタ世代で、NHKの人気番組の制作者であった著者が日本人の心から消えつつあるものを新しい世代にわかりやすく語り継ぐエッセイ集。

●著者略歴
志村建世 1933年東京生まれ。日教研・NiKK(にっく)映像(株)代表取締役。作詞家。映像作家。元NHKテレ ビディレクター

http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shakai/top/shakai.htm

 

電子ブック版『凍てつく閉鎖病棟』の発売

 投稿者:小西誠  投稿日:2013年10月18日(金)11時46分57秒
返信・引用
  電子ブック版の『凍てつく閉鎖病棟』(定塚 甫著)をアマゾンから発売します。
ペーパーバック版については、下記のアドレスで目次・まえがきなどをご覧下さい。
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shakai/top/82-3.htm

『凍てつく閉鎖病棟―青年精神科医の見たその現実』定塚 甫著
定価$6(全世界発売)です。

*青年精神科医の見たその現実ー精神障害者の心を閉ざす閉鎖病棟、ここでは治療の名目で患者の監禁・虐待が行われていた。しかし、一人の青年精神科医が、この非人間的な実態に立ち向かった。

*これは1970年代、精神障害者の開放・解放を求めた、ある精神科医のたたかいのドキュメント!

*アマゾン発売
http://www.amazon.com/dp/B00FU733AM

http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shakai/top/shakai.htm

 

電子ブック版『逃げたい やめたい自衛隊』の発売のお知らせ

 投稿者:小西誠  投稿日:2013年10月18日(金)11時45分29秒
返信・引用
  電子ブック版『逃げたい やめたい自衛隊―現職自衛官のびっくり体験記』を発売します。

アマゾンからの発売です。定価$6 全世界での発売!
http://www.amazon.com/dp/B00FUWUDV4

*下級隊員が観た自衛隊の生々しい実情
ー不祥事・自殺・脱走・いじめ・パワハラなどが蔓延する自衛隊の営内、その内部の赤裸々な実態を一般隊員の目線から風刺する! 閉ざされた内部が、初めて明るみになる! 本書はなんと国会審議でもとり上げられました!

*国民の知らない自衛隊の実態が、徹底してバクロされる! 隊員の日常生活・営内生活・精神教育・戦闘教練・射撃演習・政治教育、はては調査隊(情報保全隊)などの隊内の状況から、人権無視の訓練・教育まですべてが暴かれる!

ペーパーバック版(本体1700円)は、下記のアドレスから目次などをご覧下さい。
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shakai/top/66-2.htm

http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shakai/top/shakai.htm

 

『同性パートナー』の電子ブック版の発行・発売

 投稿者:小西誠  投稿日:2013年10月18日(金)11時44分14秒
返信・引用
  同性パートナー―同性婚・DP法を知るために』(赤杉康伸・土屋ゆき・筒井真樹子/編著)の電子ブック版が発行・発売されました。
『同性パートナー―同性婚・DP法を知るために』(赤杉康伸・土屋ゆき・筒井真樹子/編著)の電子ブック版が発行・発売されました。

*『同性パートナー』の電子ブック版が、アマゾンから発売となりました!
http://www.amazon.com/dp/B00FXOZIHS

*ドメスティク・パートナーの完全解説。フランス―ヨーロッパ―カナダなどの、世界各国で同性婚はどのように なされているのか。 この実情を日本で初めて紹介。同性婚問題の当事者・有識者が解説・提言。

●赤杉康伸・土屋ゆき・筒井真樹子/編著出版元: 社会批評社...
続きを読む ...

http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shakai/top/shakai.htm

 

●そりゃあないよ獣医さん―酪農の現場から食と農を問う(岡井 健/著)

 投稿者:小西誠  投稿日:2013年 9月25日(水)13時30分23秒
返信・引用
  ●そりゃあないよ獣医さん―酪農の現場から食と農を問う(岡井 健/著)

本日、電子ブックで全世界で発売(アマゾン)

●そりゃあないよ獣医さん―酪農の現場から食と農を問う(岡井 健/著)、定価9ドル

*BSE、糞尿問題、飼料自給率の低下、離農する酪農家の増加……日本の酪農には問題が山積みだ! 北海道別海町の農村で、四十数年務める獣医師が描く、本当の「食と農」の話、そして現場からの裏話。

*「健全な農地が健全な農産物、食物を作り、健全な食物が健全な肉体を作る。健全な農地は、健全な農民に支えられる。農産物の健全な評価が健全な農民を育む。」(本文第五章から)

*著者紹介
岡井 健/北海道別海町で40数年にわたり、乳牛を中心とする獣医師を務める。

アマゾン発売
http://www.amazon.com/dp/B00FCQ4EI6

http://www.amazon.co.jp/%E3%81%9D%E3%82%8A%E3%82%83%E3%81%AA%E3%81%84%E3%82%88%E7%8D%A3%E5%8C%BB%E3%81%95%E3%82%93-ebook/dp/B00FCQ4EI6/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1379909923&sr=1-1&keywords=%E3%81%9D%E3%82%8A%E3%82%83%E3%81%AA%E3%81%84%E3%82%88%E7%8D%A3%E5%8C%BB%E3%81%95%E3%82%93

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
目 次

はじめに

第一章 臨床の現場で

そりゃないよ
「治るのか?」「治りません」
牧草は農作物、草地は農地
隠れた美談
真冬の子宮捻転

言い間違い、聞き間違い、勘違い
産業動物の診療に来診はない
子牛の首が曲がっています
何の包帯を外す?
牛がガスなんです
たまには電話のない時があっても良い

あの牛? なんでもない
獣医師は修理師
猛吹雪に獣医さんが来た
農業共済制度

第二章 酪農家は先生となる

獣医さんは「ガク」があるから
教育現場とのギャップ
「新鮮な野菜が食えない」~爺さんの言葉から学ぶ~
足し算経営で実を結ぶ

酪農を去る人たち
減る酪農家、増える乳量
おかに上がったカッパのよう
対照的な二人~優れた酪農家の行方~
跡継ぎは長男

お産アラカルト
お産しなければ乳牛になれず
フリーマーチンで使えない
水中出産だってある
帝王切開の今昔
寸づまりの奇形児
毎年難産する牛
爺様の一喝「山だって入る」

第三章 日本農業の行き先は?

ヤケクソなんです
「この車臭いよ」
糞尿問題の本質は何処にあるのか

根室版沈黙の春
かつての野鳥の賑わいは今はない
野鳥はなぜ少なくなったのだろう

農業をシマフクロウにするな
森はシマフクロウのためならず
何を保護するのか

酪農から世界が見える
家畜の食糧自給率の低下
日本の穀物消費の実態
酪農家の選択

GNPで豊かになるのか
数字が伸びても、農村は衰退する
GNPでは生産の本当の姿が見えてこない

第四章 食べ物なしでは人は生きてゆけないから

何が一番強い
底辺が支える食物連鎖
進化論の間違った解釈

間違いだらけのプロダクションメディシン
前川レポートの登場
プロダクションメディシンの実態
プロダクションメディシンの行く先

日本人が弱い言葉
それは古いんです
BSEを生んだ新しい技術

今乳牛に何が起きているのか
優秀な農家ほど異常が
家畜たちは愛玩動物ではない
第四胃変位が訴えるもの
BSEは酪農家にとって何なのか

第五章 この国は未来を放棄したのか

田舎に何が来る
農村の崩壊で失うもの
田舎が都会のごみ箱になってゆく
農村の持つ多面機能を学べ
定年帰農

食べ物を気にとめない現代人
BSEの発生による政策の方針転換
有機(オーガニック)農業がこの国を救うか
デンマークの有機酪農
マイペース酪農の動き

地球に感謝し、地球に謝罪する
知識と知恵
衣食足りて礼節を知らず
持続可能な循環社会を
不快な世の中である
ありがとうとごめんなさい

おわりに
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
電子ブック製作・発行発売の開始!
小社は2013年から本格的に電子ブックの製作・発行を開始しました。絶版本などの他、紙の書籍に替わ る本の普及を目指します。費用などはご相談下さい。

http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shakai/top/shakai.htm

 

Re: 新刊『見捨てられた命を救え!(PART2)― 3・11後、2年目の警戒区域のアニマルレスキュー 』の発行

 投稿者:小西誠  投稿日:2013年 2月26日(火)18時06分59秒
返信・引用 編集済
  > No.618[元記事へ]

小西誠さんへのお返事です。

> 新刊『見捨てられた命を救え!(PART2)― 3・11後、2年目の警戒区域のアニマルレスキュー 』が発売されました。
>
> 『見捨てられた命を救え!(PART2)』(星 広志著)本体1500円
> 目次・前書き・表紙は下記のサイトでご覧下さい。
> ぜひ、購読下さい。
>
> http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-907127-01-5.html
>
>

 

新刊『見捨てられた命を救え!(PART2)― 3・11後、2年目の警戒区域のアニマルレスキュー 』の発行

 投稿者:小西誠  投稿日:2013年 2月26日(火)18時01分22秒
返信・引用 編集済
  新刊『見捨てられた命を救え!(PART2)― 3・11後、2年目の警戒区域のアニマルレスキュー 』が発売されました。

『見捨てられた命を救え!(PART2)』(星 広志著)本体1500円
目次・前書き・表紙は下記のサイトでご覧下さい。
ぜひ、購読下さい。

http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-907127-01-5.html

 

図書館協会の選定図書に指定

 投稿者:米兵・自衛官人権ホットライン事務局  投稿日:2012年 7月15日(日)11時40分36秒
返信・引用
  お知らせです。
小社発行の『見捨てられた命を救え―3・11アニマルレスキューの記録』と『復興支援ボランティア、もう終わりですか?―大震災の中で見た被災地の矛盾と再興』(中原健一郎著)が、日本図書館協会の選定図書に指定されました。
 

Re: お知らせ★定塚甫著『凍てつく閉鎖病棟』が「日本図書館協会選定図書」に決定

 投稿者:VAMvNPsvdsokOdlYn  投稿日:2012年 7月 3日(火)09時25分28秒
返信・引用
  > No.549[元記事へ]

Tocudhwon! That's a really cool way of putting it!
 

Re: 中核派関西問題を考える

 投稿者:匿名  投稿日:2012年 4月 8日(日)15時17分52秒
返信・引用
  > No.435[元記事へ]

富士川さんへのお返事です。

> ★★★<2006年3月、革共同(中核派)関西地方委員会で何が起こったか>★★★
>
>  革共同(中核派)関西地方委員会議長の与田(本名は安藤と言い、元日大全共闘)が、月に80万~100万もの金を不正に受けとっていた。それが10年におよび、その総額は少なく見積もっても、1億数千万になる。
>
>  与田は、毎週のように、大阪と実家の大分との間を飛行機を使って行き来し、大阪には週3日、残り4日は大分にいるという生活をしていた。
>
>  実家には、温泉つきの豪邸を建て、妻と5人の子どもと暮らしていた。
>
>  関西地方委員会の遠山、西島も、与田と一体の腐敗分子に成り下がっていた。
>
>  関西では、与田・遠山・西島に対する批判が強まり、2005年暮れぐらいには、関西地方委員会10人のうち、与田派7人、反与田派3人という対立構図になった。
>
>  与田は、もとから暴力的なところがある人間だったが、自分に対する批判に対して、糾弾闘争的・打倒主義的に、批判封じをおこない、多くの人が、精神病になったと言われている。
>
>  2006年に入り、与田は、反与田派の中心である○○氏を統制処分にし、自分に対する批判勢力を暴力的に排除しようとした。
>
>  これに対し、労働者メンバーの多くは、反与田派を支持し、2006年3月14日、与田・遠山・西島ら関西地方委員会多数派を打倒した。
>
>
> ★★★<ここから何を問題点としてえぐり出さなければならないか>★★★
>
>  とりあえず、いくつか疑問点を出しますので、この掲示板での活発な議論を期待します。
>
>  まず、誰もが単純に思うことは、なぜ、こういう人物が最高幹部の地位につき、とんでもない腐敗行為をおこなっているにもかかわらず、それが10年にも渡り、見過ごされてきたのか、ということだ。なぜ、もっと早い段階で、気がついて、解任できなかったのか。
>  清水丈夫議長や天田書記長は、なぜ、問題に気がつかなかったのか。「人を見る目がなかった」ということなのか。
>
>  「党の革命」云々と言うが、そうしたことが必要になるような惨憺たる組織状況に立ち至った原因の分析が不可欠であるが、機関紙「前進」等を見るかぎり、そうした点は、不鮮明である。
>
>  幹部になれば、金をどのように使おうが自由であり、会計報告の義務もなく、監査もされないという状況のようだが、これこそ問題ではないのか。




革マル 松山 正治市長(ずーずーしく二期目を目指す)、奥藤(オクトウ)晃市会議員(松山の子飼い)
 

Re: 電子ブックのお知らせ

 投稿者:小西誠  投稿日:2012年 4月 1日(日)13時35分42秒
返信・引用
  > No.599[元記事へ]

電子ブックの全点のアドレスは以下からお願いします。
http://voyager-store.com/index.php?main_page=addon&module=voyager_store_asp%2Fshop_genre_product_list&genre=1728&shop_name=hanmotodotcom

> ◆小社からの電子ブック発売のお知らせ
> 小社の本・4タイトルを本日(2/21)から電子ブックで発売します。とりあえずは4点ですが、順次、電子化する予定。
> 電子ブックは以下の本です。すべて全頁カラー版。本体1000円(ご購入は下記のサイトから)。
> *【Voyager Store】電子書籍のショッピングモール
> ・『見捨てられた命を救え!―3・11アニマルレスキューの記録』
> ・『フクシマ・ゴーストタウン―全町・全村避難で誰もいなくなった放射能汚染地帯』
> ・『グアム戦跡完全ガイド―観光案内にない戦争の傷跡』
> ・『サイパン&テニアン戦跡完全ガイド』(小西誠著)

http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shakai/top/shakai.htm

 

電子ブックのお知らせ

 投稿者:小西誠  投稿日:2012年 4月 1日(日)13時32分34秒
返信・引用
  ◆小社からの電子ブック発売のお知らせ
小社の本・4タイトルを本日(2/21)から電子ブックで発売します。とりあえずは4点ですが、順次、電子化する予定。
電子ブックは以下の本です。すべて全頁カラー版。本体1000円(ご購入は下記のサイトから)。
*【Voyager Store】電子書籍のショッピングモール
・『見捨てられた命を救え!―3・11アニマルレスキューの記録』
・『フクシマ・ゴーストタウン―全町・全村避難で誰もいなくなった放射能汚染地帯』
・『グアム戦跡完全ガイド―観光案内にない戦争の傷跡』
・『サイパン&テニアン戦跡完全ガイド』(小西誠著)

http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shakai/top/shakai.htm

 

フクシマ「死の街」発言の是非

 投稿者:小西まことメール  投稿日:2011年 9月21日(水)17時21分48秒
返信・引用
  フクシマ「死の街」発言の是非―『フクシマ・ゴーストタウン―全町・全村避難で誰もいなくなった放射能汚染地帯』の取材・編集にあたって

●「死の町」問題は、終わっていない
 鉢呂元経産相大臣の「死の街」発言を巡る辞任騒動は、政府やメディアでは問題が終わったかのような状況になっている。だが、この問題は、これからが重要な局面を迎える。というのは、この9~10月、政府は原発被災地域の緊急時避難準備区域の解除―避難民の帰宅を推し進めようとしているからだ。
「死の街」発言による鉢呂氏の辞任劇も、問題の本質はここにある。つまり、「死の街」と化した原発被災地域に一旦避難した住民を戻すことは、あり得ないからだ。だから、政府・メディアにとって、「死の街」とは絶対認めてはならないのである。

●フクシマ避難地域はゴーストタウンだった
 だが、フクシマの警戒区域・計画的避難区域などは、「死の街」―ゴーストタウンと化しつつあることは、現地を観てみれば、紛れもない事実だ。
 私は、上記の『フクシマ・ゴーストタウン』を編集・取材するために、著者の根津進司氏とともに、この8月、警戒区域などに指定されている、フクシマの11市町村をめぐり歩いた。特に、警戒区域、20キロ圏内とされ、立入禁止区域にも指定されている、南相馬市小高地区などにも行ってきた。
 この警戒区域内は、文字通り、人一人いない区域だ。人だけではない。イヌもネコも、家畜もまったく見かけない、ゴーストタウンという以外に言葉か見つからない所だ。まるで、人類が絶滅したかのような街々であった。警戒区域内だけではない。葛尾村・川内村・広野町・都路町などの計画的避難区域も、人も動物もほとんど見かけない村々である。
 これらの地域は、従来であれば今頃は、田畑に稲や高原野菜が実り、緑豊かに育っている地域である。ところが、これらの村々の田畑は荒れ放題、雑草が一面に覆い茂っているという悲惨な状態だ。

●厳戒態勢の警戒区域・20キロ圏内
 そして、この警戒区域・計画的避難区域についていえば、このゴーストタウン化した実態を押し隠すためか、政府はこの地域を完全に封鎖し、全国から動員した機動隊を使って検問態勢を敷いている。これは現場を見れば明らかだが、まさに「戒厳態勢」「戒厳態勢」というのがふさわしい(この事実をなぜかメディアは報じない)。

●9/17付朝日新聞の主張に反論する
 昨日の朝日新聞のコラム「記者有論」―死の街騒動―で、小寺陽一郎記者は、以下のように主張している。
 「先日、福島第1原発の2キロの所まで取材に入ったが……『死』という言葉を一度も連想しなかった。……原発の復旧に向かう車列、空き巣を警戒する警察官……そこには、いつか帰れる日のために働く人たちの姿があった。町は決して死んでいない」と。
 これが今のメディアの代表的な「政治的主張」だろう。 しかし、小寺記者に言いたい。あなたは、本当に警戒区域・計画的避難区域などの全貌を観てきたのか? 自分の手足を使って現地を歩いてきたのか? 単に政府・行政の「一時帰宅」などに紛れて、ちらっと見てきただけではないのか?
 それも、彼の観てきたところは、福島南部のJヴィレッジ周辺から入った地域のようだ。ここには、政府・東電・自衛隊・警察などの指揮・調整センターがあり、福島第1原発の事故対策で動く人たちの待機所も置かれている。この地域一帯は、私も観てきたが、そのJヴィレッジ内も道路も、交通が混雑するぐらいの状況だ、言い換えれば、あの警戒区域内・20キロ圏内・計画的避難区域内とまったく違っている。

●警戒区域内の報道の立入禁止を何故批判しないのか?
 今の朝日新聞などのメディアは、こんな地域を警察に守られ、許可を貰ってちらっと観るだけで記事を書いているのである。そして、このメディアさえも立入禁止にしている、警戒区域・20キロ圏内の問題を批判さえしない。その現地の実状を報道しないばかりか、それに報道管制(メディアの立入禁止)している政府批判さえしないのだ。 この状況が、政府・電力会社の原子力推進政策に協力し、原発安全神話を共につくりあげてきたメディアの責任でもある。

●政府は再び避難住民に被曝を強いるのか?
 このフクシマの「死の町」―ゴーストタウン問題は、なぜ今重大問題なのか? 冒頭にも述べてきたように、この9~10月にも、政府は緊急時避難準備区域などの指定解除を行い、住民たちをその避難してきたもとの村々に戻そうとしているからだ。
 政府は、「充分な除染」をして、住民を戻すという。しかし、私ははっきり断言するが、すでに放射能汚染された地域の除染は、不可能である。もちろん、学校や公園・道路などの一部の除染は可能だろう。問題は、汚染地域のほとんどを占める森林・田畑の除染だ(この地域は、約80~90%が森林)。

●森林・田畑の除染は不可能だ
 私たちは、この森林地帯の放射線量を、特に重点的に測定してきたが、いずれの地域でもフクシマの森林地帯は、高度の汚染地帯だ。あのチェルノブイリでは、25年たった今でもこの森林地帯が高濃度に汚染されていることが報告されているが、まさにフクシマも同様の事態になっているのである(具体的汚染の実態は『フクシマ・ゴーストタウン』参照)。  このハイレベルで汚染された地帯の除染が、どうしてできるのか? ここから田畑に流れ出る水をどうして除染できるのか?
 まさか、すべての森林を伐採し、土砂を取り除くとでも言うのではあるまい。
 つまり、この除染ができもしない避難地域に政府は、住民たちをだまして、無理矢理でも戻そうとしているのだ。これは何を意味するのか? 言うまでもなく、新たな被曝を生じさせる。とりわけ、子どもたちに、とてつもない新たな被曝をもたらす。
 このとんでもない、非人道的措置・決定を今、政府は行おうとしているのだ。そして、これが、フクシマ「死の町」発言で辞任に追い込まれた鉢呂問題の原因であり、結果でもある(この政府の性急な避難地域の解除の目的が、住民への賠償の軽減にあることは明らかだ)。

●避難住民の権利の確立を
 今求められているのは、フクシマがゴーストタウンと化していることを率直に認め、避難地域の汚染の実態を認め、 ①詳細な汚染地図作成による避難地域の拡大(福島市などのホットスポット地帯を含む) ②住民の自主避難の権利とその賠償 ③住民の「地域ごとの避難」の権利とその「地域的・場所的補償」「生活的補償」 などをつくりだすことである。
 私たちは、この秋、全国の原発の即時停止・廃止を求め、脱原発の運動を広げるとともに、この具体的な原発被災住民の権利を獲得するためにもたたかわねばならない。

 この具体的内容は、9/29全国書店発売の『フクシマ・ゴーストタウン―全町・全村避難で誰もいなくなった放射能汚染地帯』(根津進司著)を参照してほしい。 http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-916117-95-3.html

http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shakai/top/shakai.htm

 

日本での津波と原子力事故ー資本主義の恐怖

 投稿者:KK生  投稿日:2011年 5月 6日(金)00時16分45秒
返信・引用
  ICC(国際共産主義潮流)から新しい翻訳が届いたので、お知らせします。
今回の震災に関する海外の考察です。
http://jp.internationalism.org/
(日本語ページをご覧ください。)
 

日本図書館協会選定図書に決定

 投稿者:小西まことメール  投稿日:2011年 3月25日(金)16時24分50秒
返信・引用
  ◆小社からのお知らせ
★『サイパン&テニアン戦跡完全ガイド』が「日本図書館協会選定図書」に決定
 (11年2月15日発売)
 

新刊『サイパン&テニアン戦跡完全ガイド』発行のご案内

 投稿者:小西まことメール  投稿日:2011年 2月 5日(土)15時51分44秒
返信・引用
  本日、ネット発売(全国書店は2/12発売)のご案内です。

●『サイパン&テニアン戦跡完全ガイド―玉砕と自決の島を歩く』
  小西誠/著 A5判227頁 本体1600円+税

  *送料・手数料無料
  *下記のサイトで目次などが読めます。
  http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-916117-91-5.html

●数々の戦争の傷跡が残るサイパン―テニアンを、460枚の写真と解説(エッセイ)で紹介する、観光案内にない戦跡の完全ガイド本。

●これらの島々に、今もしっかりと残っている多数のトーチカ・野戦病院跡・戦車・大砲などの兵器類は、私たちに戦争の記憶を呼び覚まします。戦争体験が風化する中で、一度は訪ねてみたい場所。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・本文から…………

■戦跡ガイドの読み方
 本書は、サイパン、テニアンの各地に散在する戦跡について、1944年6~8月当時の戦争―サイパン戦、テニアン戦の戦闘経過に沿って記述した。
 当時の戦争について詳しくない読者には、この戦闘経過の流れはいささか退屈かもしれないが、やはり、このサイパン戦、テニアン戦全体の知識なしには、戦跡の理解は難しいので、これを詳しく述べた。
 また、本書では、現地に残されている日本軍の戦跡だけでなく、米軍のメモリアルや先住民たちのメモリアル、そして、当時これらの島々に在住していた民間の沖縄や朝鮮半島の人々、また先住民たちの戦争との関わりも、紙数の許す限り紹介している。

 サイパン、テニアンには、アジア・太平洋戦争の戦跡が今なお、生々しく残されている。日本では戦争の傷痕は、戦後の都市開発などでほとんど消えてしまったが、この地では至るところで見ることができる。これらの戦跡は、年々、戦争体験者の生存と記憶がかすかになっていく中で貴重なものだ。
 この戦争の記憶を、次の世代に残すべきではないか、伝えるべきではないか。このような目的で本書は編集された。 なるほど、サイパン、テニアンの戦跡ガイドもなくはない。サイパンの「バンザイクリフ」などは、観光の名所にさえなっている。だが、そうした一部の観光名所を除いて、これらの島々の至るところにある数々の戦跡は、ほとんど訪れる人もない。時より、ここで亡くなられた戦没者の遺族の方々が、慰霊のために訪れるだけだ。

 北マリアナ諸島自治政府には、「北マリアナ歴史保存部」が置かれているという。この保存部では、日本軍・米軍の数々の戦跡はもとより、日本統治時代の刑務所跡・病院・家屋、神社跡地、そして、古代チャモロ人の遺跡に至るまでしっかりと管理され、保存がなされている。確かに、サイパン、テニアンなどの島々を歩くと、これらの戦跡が丁寧に保存されていることがよくわかる。
 年々、戦争体験者が少なくなっていく中で、戦争の記憶を引き継ぐことが、今ほど大切になっているときはない。それには、文字や映像による記録も大事だ。しかし、戦火にさらされ、風雨に耐えてきたこれらの戦跡そのものは、なによりも戦争の実像を雄弁に語っているのではないか。
 読者の方には、ぜひとも一度、これらの島々の戦跡を訪ねてみていただきたい。
 

「公園de本の楽市」の開催

 投稿者:小西まことメール  投稿日:2010年10月20日(水)10時55分44秒
返信・引用 編集済
  小社も参加します。どうぞご来場を。

公園de本の楽市
会場:高円寺北公園 ほか

第1回公園de本の楽市では一箱市の参加者を募集してまいりましたが定員に達しましたので今回の募集は終了いたします。参加できなかったかたもぜひ高円寺北公園へご来場ください。たくさんのお楽しみをご用意してお待ちしています。

開催時間:23・24日とも11:00~16:00〈少雨決行〉
(庚申文化会館イベントは下段の通りです)

メインの第1会場高円寺北公園では26社の出版社が本の産直をいたします。お買い得なものなど多数そろえました

http://koenjifes.jp/event/honart.html
 

「少国民たちの戦争」が日本図書館協会選定図書に

 投稿者:小西まことメール  投稿日:2010年 9月18日(土)10時51分55秒
返信・引用 編集済
  ●志村建世ブログからの引用
http://pub.ne.jp/shimura/?monthly_id=201009

[ 読書・評論 ]

 先月に社会批評社から出版した「少国民たちの戦争」が、9月1日付で日本図書館協会選定図書に選ばれたと、出版社から知らせがありました。公共図書館に適する書籍として、定期的に選定し発表されているものです。以前からこの制度があることは知っていて、実家の野ばら社でも何度か経験しましたが、それで特によく売れるというほどのこともなく、言わば「良書」のお墨つきのようなものだと思っていました。
 この機会に少し調べてみると、日本図書館協会のルーツは意外に古くて、明治年間から始まっているのでした。昭和の初期に社団法人となり、今も文部科学省所管の特例社団法人です。会の目的は「図書館事業の進歩発展を図り、わが国文化の進展に寄与する」(定款による)ですが、その事業の中に「図書の推薦、選定及びその普及」があるのです。
 ただし、出版社の立場からすると、発行の前には選定図書になるかどうかはわかりません。出版してはじめて選定の対象になるのですから、選定して貰っても初版の配本はすでに終っていますから、選定図書であることを宣伝に使う方法がありません。再版以後には帯紙に表示もできるのですが、野ばら社時代の経験では、採算を度外視した地味な本が選定されるので再版の機会もなく、自社の目録に表示しておく程度でした。
 今回は社会批評社の小西さんから資料をいただいて、久しぶりに選定図書関係のことが確認できました。国内で出版されるほぼすべての新刊書籍を、各分野からなる50名の選定委員が1週間ごとに選定作業を行い、「選定図書週報」として全国の図書館に知らせるのだそうです。図書館が購入図書を決めるときの参考資料になるのでしょう。
 2009年の実績では、53,885冊から 9,946点を選定したということです。選定率は18%以上ですから、さほど「狭き門」ではありません。しかし私のあの本が選ばれたのは有難いことです。小西さんも「これで図書館に普及するといいですね」と言っておられました。出版社が、どこも経営に苦労している現状は変りません。書籍とネット情報との有効な連携は、まだ確立していないのです。
 なお「少国民たちの戦争」は、あと30冊ほど私の手元にありますので、「ブログ友特価販売」は継続しています。広告文を書けば「残部僅少につき、ご注文はお早く」です。
 

インターネット批評の限界

 投稿者:根保孝栄メール  投稿日:2010年 7月31日(土)19時02分38秒
返信・引用
  最近、ネットで文芸批評を試みようとしましたが、相互デスカッションの歯車が噛み合わず、不毛な揚げ足とりに終始する場に陥り、これは大変だな、と思った局面に遭遇しました。
やはり、論争とは何かを心得た者同士でないと、論争の発展性を展望できない事を思い知りました。やはり、ネットの論争は横槍、冷やかしの類が入り込むため、批評の場としては、まだまだ管理人の成熟とコントロールの技術的発展が待たれるところです。
そんなことを最近実感した次第です。
 

『日米安保再編と沖縄―最新沖縄・安保・自衛隊情報』の書評

 投稿者:小西まことメール  投稿日:2010年 6月16日(水)15時56分36秒
返信・引用 編集済
  小西誠の「日米安保・再編と沖縄」を読む
[ 読書・評論 ]

●志村建世のブログ
 http://pub.ne.jp/shimura/?daily_id=20100616

 反戦自衛官として知られる著者の近作「日米安保・再編と沖縄」(社会批評社)を読みました。豊富な専門知識と資料に裏付けられた、この問題の集大成でありながら、日本の行くべき道を明示している力強さがあります。twitter 用語なら「激しく同意」できる本です。
 東西冷戦の終結で存在意義を失った日米安保は、仮想敵国をソ連から中国・北朝鮮に変更することで生き延び、さらに「テロとの戦い」の世界戦略に組み込まれて、日米の「同盟関係」ならぬ「指揮関係」で結ばれているというのが大筋です。この大筋を飲み込んでみると、いろいろな疑問が「当然の成り行き」として見えてきます。
 日本の自衛隊は、北海道の戦車、火砲を削減して、西南方面の「島嶼防衛」に移行しています。それは九州から台湾に至る沖縄列島が、中国海軍を封じ込める「第1防衛線」になるからです。その戦略から見ると、沖縄の基地は、あまりにも第一線であり過ぎます。ですから安全なグァムを根拠地とする再編を進めるわけですが、沖縄は前方展開の拠点ですから、手離したくはありません。アメリカから見ても沖縄は「捨石」になる可能性があるということです。
 軍人は常に最悪の事態を想定して事前の準備をしようとしますから、巨大な無駄を作り出します。かつてソ連の原潜をオホーツク海に封じ込める目的で、日本はP3C哨戒機を100機も買わされましたが、そのときの理屈は「シーレーンの防衛」という虚構でした。今は、自衛隊は「島嶼奪回」の強襲上陸訓練までするようになりました。「世界のどこへ出しても役に立つ軍隊」になるためです。
 さて、ここまで深化している日米同盟から脱却するにはどうするか。小沢一郎氏は「国連中心主義」を梃子としてアメリカ離れを構想しましたが、アメリカは許す気はありません。オバマ大統領といえども、軍事と密着しているアメリカ金融資本の世界戦略を変えさせることはできないのです。
 ではどうするか。世界に「戦争によらない共存」があると信じるなら、アメリカと運命を共にすることはありません。中国にもインドにも経済成長の可能性が残っている今のうちが、針路を変えるチャンスです。辺野古基地の拒否を突破口として、アメリカに沖縄と日本の基地もすべて「捨てて」貰って、改めて「日米友好条約」を結ぶ。これから3年かけて、日本の世論をそのように導けないでしょうか。
 

安保・沖縄ブックフェア開催中

 投稿者:小西まことメール  投稿日:2010年 6月11日(金)14時32分9秒
返信・引用 編集済
  現在、全国書店で順次、安保・沖縄ブックフェア「どうする普天間と米軍基地」を開催しています(出版社13社)。お近くに行かれた際は下記の書店を訪ねてみてください。これから、沖縄を含めて広げていきます。

「どうする普天間と米軍基地」

書店名                  地名
戸田書店静岡本店2F     静岡市
清風堂書店              大阪市
谷島屋ららぽーと磐田店  磐田市
宮脇書店大山店          宜野湾市
ジュンク堂書店那覇店    那覇市
宮脇書店宇部店          宇部市
海文堂書店              神戸市
太陽書房宜野湾店        宜野湾市
宮脇書店総本店          高松市
喜久屋書店倉敷店        倉敷市
フタバTERA福岡東店  粕屋郡
三省堂書店神保町本店   千代田区
勝木書店                福井市
ジュンク堂書店札幌店    札幌市
ジュンク堂書店盛岡店    盛岡市
ジュンク堂書店新宿店    新宿区
Begin誠心堂書店          姫路市
聖文舎                   札幌市
 

●変革のアソシエ「安保・沖縄特別講座」のご案内

 投稿者:小西まことメール  投稿日:2010年 6月 5日(土)16時31分10秒
返信・引用
    お知らせです。
『日米安保再編と沖縄―最新沖縄・安保・自衛隊情報』の刊行を記念して、下記のように、「変革のアソシエ」の特別講座(第2回)を開始しますので、ぜひご参加ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●変革のアソシエ「安保・沖縄特別講座」PARTⅠ
 *日米安保体制の現在と新たな反安保論の形成に向って
    ――米軍普天間飛行場移設の根本問題とはなにか?

★第2回 6月12日(土) 1500~1700
  ―日米安保再編と自衛隊の沖縄重視戦略―

 テキスト:小西誠著『日米安保再編と沖縄』(社会批評社、2010年4月刊)

 ●講師 小西 誠(軍事問題研究家・米兵自衛官人権ホットライン事務局長)
  著書:『自衛隊そのトランスフォーメーション』『日米安保再編と沖縄』(社会批評   社)ほか。

 ●場所 東京中野・協働センター・アソシエ
   東京都中野区中野2-23-1 ニューグリ-ンビル309号
    中野駅南改札口1分
    電話 03-5342-1395 ファックス 03-6382-6538

●その他の2010年の予定
[1](5月22日)  冷戦後の日米安保体制を検証する
[2](6月12日) 日米安保再編と自衛隊の沖縄重視戦略
[3](7月10日) 日米安保体制の再編と沖縄海兵隊
[4](9月18日) アメリカのアジア太平洋戦略と日米安保体制
[5](10月16日)新たな反安保論の形成に向かって
―――――――――――――――――――――――――――――
◎受講生募集◎
【受講料】
 講座は、全5回 5000円。各回の当日参加は、1回1,000円、非正規労働者や学生などは講座で決めます(1回ごとの参加も可)。

【申込方法】
講座名、郵便番号・住所・氏名・電話・FAX番号・電子メールアドレス(必須)を明記し、ゆうちょ銀行の「払込取扱票」またはFAX、葉書、電子メールアドレスにてお申し込みください(当日の申込可)。

【支払方法】
 ゆうちょ銀行の払込取扱票「口座番号:00120―3―567753」、「加入者名:アソシエ(略称)」にて受講料を一括でお支払いください。
「払込取扱票」に講座名・申込者氏名・連絡先住所・電話番号・FAX番号・電子メールアドレス(必須)などの必要事項を記載してください。
当日支払いも可。
詳細は、下記のサイトで。
http://homepage3.nifty.com/associe-for-change/study2009/study.html
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
鳩山民主党政権は、この間、米軍普天間飛行場移設問題に対して、沖縄民衆の意志を実現する方向へと向わずに、「移設先探し」という政治の技術論に終始してきた。
しかし、普天間移設問題で問われているのは、「沖縄の米海兵隊をどうするのか」、「米軍基地をどうするのか」、「冷戦後の日米安保をどうするのか」ということである。
つまり、根本にあるのは、「今日のアジア情勢の中で沖縄の米海兵隊は本当に必要なの」、「日米安保体制はこのままでいいのか」ということ、すなわち、日米安保体制の今日の在り方について、根本的な見直しが問われている。

本講座は、米軍普天間飛行場移設問題を手掛かりに、沖縄米海兵隊の存在の是非を論じ、日米安保体制の今日の在り方とその存在の是非をめぐる問題を根本的に議論する。そして、新たな反安保論の構築を模索する。なお、各回の講義予定は、変更する場合がある。
 

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